デート代は男性がおごるべきか論争 女性のあなたはどう思う?

セクシー女優の深田えいみさんの「男性にはデート代を出してほしい、なぜなら女性はデートのためにファッション、ヘアスタイル、メイクなどにお金がかかっているのだから」というツイートが話題になり、デート代は男性がおごるべきか論争が巻き起こりました。この論争について、あなたはどう思いますか? デート代の支払いについて、女性の視点で考えてみたいと思います。

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2人で楽しい時間を過ごせたかどうかが大切

女性と恋愛トークをしていると、「デートが割り勘だった」「割り勘なんてドン引き」「ありえない」「将来が思いやられる」と言う人がいます。

中には、割り勘を求められたり、少し払うように言われたりしただけで、「フラれた証拠」と恋愛をあきらめてしまう女性までいます。

これは、女性の年代によって、大きく価値観が変わるようです。
昭和生まれの女性ほど「おごってほしい」という養われる世代、平成生まれの女性ほど「割り勘でいいよ」という自立する世代のようです。

次の2人を比べてみましょう。

35歳で自立した高収入女性なのに、「全額男性のおごりでないと、男としておかしい」「割り勘なんてありえない」という、「女性は養われるべき」という思想の女性がいたとします。

一方で、20歳代で高収入でもないのに、「自分が食べた分くらい、自分で払うのが基本です」「カジュアルなお店にしていただいて、毎回割り勘で大丈夫ですよ」という自立した思想の女性。

もし、あなたが男性ならどちらとお付き合いしたいでしょうか。

食事をご馳走になりながらも、「私とのディナーで領収書をもらうなんてありえない」「仕事扱いにされた」と言う女性もいます。
念のため、必ず領収書をもらう習慣にしている男性もいるでしょう。

たとえ割り勘で相手が領収書をもらっていても、自分が食べた分を自分で払っただけのことで、自分に実損はありません。

吟味すべきは、支払いのことより、2人で楽しい時間を過ごせたかどうかだと思いませんか?

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「男がおごるべき」は男尊女卑の逆バージョンのような思想

お会計の時に、「私、半分払いますよ」と自分で財布を出しおいて、男性が「ありがとう、じゃあそうしてくれる?」と半分支払うことになったら、あとから「気持ちを見せただけなのに、まさか本当に払わされるなんて! NG男!」「財布を出す私を押しのけて支払うのが男性のマナーですよね?」などと言う女性もいます。

しかし、女性がカレを試したのだとしたら、そのほうがマナー違反ではないでしょうか。

心から割り勘で良いなら「毎回、割り勘でいいですよ。気楽にいろんなお店に行きたいです」と、最初にはっきりと意思を表示するのもいいでしょう。

どうしてもおごられたい方は、「何か特別な日だけは、ぜひご馳走してください」などと言うのはどうでしょうか。

男の稼ぎで暮らしたい。男は外に出て稼いでくる生き物。
女性のこのような考えは、私たちの母親世代、祖母世代のまでは普通でした。
しかし、現代となっては、男尊女卑の逆バージョンのような思想です。

同じことが女性にも言えますよね。
女性は3歩下がって男について歩き、男をたて、ひたすら家事をして夫の帰りを待って暮らす「昔ながらの女らしさ」を、女性に強制する亭主関白な男性をどう思いますか?
現代では、女性蔑視者と言われてしまいそうです。

女性が男性並みに働いてバリバリ稼ぐ考え方も、男性が家事を好み、主夫になる考え方も尊重される時代です。

稼ぎの少ない男と結婚したくないという女性の気持ちは、理解はできます。
ただ、そこに固執をすることが、本命から外される原因となることもあるでしょう。

男性にデート代をすべておごってもらって、豪華な旅行にも連れて行ってもらい、プレゼントをもらい、家賃まで出してもらう女性が身近にいたとしても、それは特例です。

羨ましいかもしれませんが、それが普通だと思ってはいけません。

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割り勘男性はお金に対してシビアな感覚を持っている

割り勘を重視する男性は、お金に対してシビアな感覚を持っています。
それは長所ともいえます。
女性が稼いでいることを評価しているからこそ、対等に接している可能性も高いでしょう。

あなたが仕事をしっかりしていて、自立しているバリキャリ女子だとしましょう。
もし、女性のアクセサリーから日用品まで、全部買ってあげるのが当たり前で、女性のキャリアや年収にはまったく関心がない男性だったら、バリキャリ女子を選ぶ可能性は低いでしょう。

学歴や年収やキャリアをまったく気にしないなら、若くてかわいくて素直な人を選ぶ可能性が高まります。

あなたは、自分が稼いだお金は当てにしないでほしいけど、高学歴、高収入なところだけは、高く評価してほしいということでしょうか。
稼ぎがいい女性と結婚したいのは、精神的な成熟度や知性のみが魅力で、金銭的負担は一切求めない男性をお探しなのでしょうか。

仮に、そのような器の大きい男性がいたとして、「おごってくれない男なんてありえない」と考えるような器の女性を選ぶでしょうか?

「ご飯代をどちらが出すかなんて、とっても些末なこと。楽しく有意義な時間を過ごせるかどうかがすべて。ごちそうされたら、その分のお金は寄付にでも回そうかしら」と言えるくらいの余裕をみせたいものです。

皆さんは、仕事をしていて自立しているのですから、この男性はおごってくれるか、7:3か、割り勘か、なんてことに気を揉まず、対等にデートを楽しみましょう

それで、もしもおごってもらえたら大感謝、少し多く払ってくれたら感謝、割り勘は当然、自分が費用負担をしたって問題ない、楽しい時間をありがとう! くらいに、どーんと構えてみてはいかがでしょうか。

その姿勢や器の大きさが魅力となって、より理想的な男性を紹介されて、大切にされるかもしれません。

まとめ

あなた自身の心がおごることのないように

デート代は男性がおごるべきか論争について、提言してみましたが、いかがでしたでしょうか。

ぜひ、あなたには器の大きい女性になってほしいです。

もし、相手がいつもおごってくれる男性だったとしても、毎回、お会計の時には財布を出しましょう。
お店を出てから、本当に出さなくていいかどうかの確認やお礼も大切です。

徐々に当たり前になってしまいがちですが、毎回きちんと感謝を伝える必要があります。
最初は、喜んでくれるならとごちそうをしていた男性も、当たり前のような態度をしていると、不満を覚えるものです。

あなた自身の心がおごることなく、いつも男性への感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。