美肌を手に入れたいなら腸内環境がとっても重要! 腸活を始めよう
肌を美しくするためには、身体の中から美しくなっていく必要があります。近年、注目されているのが「腸活」ですね。腸内環境を整えることで、健康だけでなく、美容にも絶大な効果があるのです。そこで今回は、今日からすぐに実践できる簡単な腸活のやり方を紹介します。食事やマッサージ、体操などで、手軽に腸内環境をきれいにすることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
腸と美容には切っても切れない関係がある
腸内には多くの細菌が生息しており、その数はなんと約100兆個といわれています。
腸内細菌は、「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の大きく3種類に分けられ、この3種類のバランスによって、腸内環境の良し悪しが左右されるのです。
美肌にとって理想的な腸内環境は、善玉菌が悪玉菌よりも優位となっている状態です。
腸内環境のバランスが崩れて、悪玉菌が増えてしまうと、美肌の大敵となる有害物質が発生し、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因となってしまいます。
美肌を作り上げるには、善玉菌を優位にすることが理想的です。
善玉菌が優位になっていることで、肌だけではなく、ダイエットにも良い影響をもたらします。
善玉菌が優位な状態で保たれると、便通が良くなるため、余分な脂肪を溜め込みにくい体質が作れるのです。
また、腸内環境が整うことで血流が良くなり、ダイエットの大敵である冷えやむくみ改善の効果も期待できます。
健康的にダイエットをしたい女性はまず善玉菌を増やし、腸内環境を整えることから始めましょう。
食べるものによって腸がきれいになる
腸内環境の重要性を理解できたところで、今日から簡単に始められる腸活の方法を紹介します。
朝のスタートは1杯の白湯から。
朝起きたらまず、コップ一杯の白湯を飲んで腸を起こしてあげましょう。
白湯を飲むことで腸が刺激され、便通が良くなります。また、冷えた胃腸が温まるので、全身の血の巡りが良くなり、代謝アップ効果も期待できますよ。
さらに、デトックス効果を高めるため、白湯にスパイスをプラスするのもお勧めです。
スパイスをプラスする時は、整腸作用や消化促進作用があるクミンやコリアンダーが腸活にぴったりです。
また、善玉菌を豊富に含む発酵食品は、腸内に善玉菌を増やす働きがあり、腸活には欠かせない存在です。
発酵食品は手軽に食べやすい、納豆、キムチ、味噌、ヨーグルト、チーズなどがオススメ。
発酵食品は、調理せずにそのまま食べられるものが多いため、手軽に摂取しやすいのが魅力ですね。
毎回の食事にプラスワンで、何か1つ発酵食品を摂るように意識してみてください。
それから、食物繊維も腸内環境を整えるために、なくてはならない栄養素です。
食物繊維は、善玉菌のエサとなって増やし、腸の健康を保つ働きがあります。
また、食物繊維は悪玉菌を減らし、有害物質を抑える手助けもあります。
食物繊維は、現代人が不足しがちな栄養素だと言われていますから、積極的に摂取したいですね。
最近は、手軽に食物繊維が摂れるスムージーなども販売されているので、いつもの食事と上手に組み合わせて、食物繊維を補う努力をしてみてください。
自宅でも職場でも簡単にできるマッサージ・体操
食事に気をつけるだけでなく、マッサージや体操も行うことで、より腸内環境が良くなっていきますよ。
簡単にできるマッサージや体操を紹介します。
腸を外側から刺激して、便通を良くするマッサージです。
＜やり方＞
①右の肋骨下の部分と左の骨盤上の部分を手でつかみ、30秒もみほぐします。
②もみほぐしたら、反対も同じように30秒もみほぐします。
力を加えすぎずに、痛気持ちよい程度の強さでもむのがポイントです。
肋骨下と骨盤上は便が滞りやすい部分なんです。
そこをしっかりと刺激することで、腸の動きが活発になり、お通じがスムーズになりますよ。
仕事の合間にリフレッシュできて、手軽にできる体操です。
＜やり方＞
①椅子に座った状態で左右どちらかに上半身をひねります。
②その状態のまま、息を吸う、吐くを1セットで10回行ってください。
③10回呼吸をしたら、次は反対側に体をひねって、また同じようにゆっくり呼吸をします。
④最後に片手を上げ、脇腹を伸ばすように、左右に身体を倒したら終わりです。
息を吸うときは、お腹にたくさん空気を吸い込みましょう。
息を吐くときは、吸い込んだ空気をすべて吐ききるようにゆっくり、深く呼吸するのがポイントです。
お腹周りの体幹が鍛えられ、便秘解消に効果的です。
まとめ
毎日のルーティンに取り入れてみて
美肌を作り上げるためには、腸内環境を整えることが欠かせません。
腸内環境が良くなって、便通が良くなると、ダイエットにもつながって、より美しくなることができます。
今回は、簡単にできる食事やマッサージを紹介したので、毎日のルーティンに取り入れてみてください。
あまりストイックになり過ぎずに、楽しく腸活を行っていきましょう。
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