浪費癖が治らない人必見!物欲に振り回されない考え方

この間買ったばかりなのに、すぐに「あれも欲しい」と思ったり…、全く必要ないのに「これも欲しい」と思ったり…、このように物欲に振り回されている方はいませんか?今回は、そんな浪費が止まらない方のために、物欲に振り回されない5つの考え方をご紹介します!浪費癖を治したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

  1. お金
  2. 節約
  3. 断捨離
1

モノをたくさん持っていても、幸せにはなれない

これは、多くの方が体験的によくわかっているのではないでしょうか?これまであなたは、たくさんの物を買ってきたでしょう。断捨離しなければならないほど、部屋の中には不用品があふれています。もし、物があなたを幸せにしてくれるのだとしたら、とうの昔に幸せになっていたはずです。でも、今日もまた新しい物を買おうとしています。なぜでしょうか?物が私たちに与えてくれる喜びは、ほとんどの場合一時的なものだからです。お店では、きれいで便利そうで、輝いてみえたものも、買って家で包装をあけた瞬間からその魅力を失い始めます。というのも、「ほしい、手に入れるべきだ」と思ったあなたが、「買うこと」を正当化するために、そのモノにさまざまな付加価値を与えていたからです。

家にはまだ去年買った夏のブラウスがあるけれど、このブラウスのデザインは今年らしいし、先月は残業をいっぱい頑張ったから、買うべきだ!買いましょう!そう思って買ったとたんに、自分がそれを手に入れるために、無理やり考えだした価値は消えているのです。残業をいっぱいしたことと、ブラウスのモノとしての価値は全く何の関係もありません。

2

新製品は次から次へと出続ける

人は新製品が大好きです。最新の電化製品、最新のコスメ、最新のファッションアイテム…。みなさんもよく分かっていると思いますが、今は最新だったとしても、すぐに1つ前のモデルになってしまいます。この「最新の○○」の登場は、永遠に続くのです。いくら追っても終わりはありません。常に最新のものを手に入れようとすることは、回し車の中でぐるぐる回っているハムスターのようなものなのです。

3

所有すれば心配事や仕事が増える

どんな小さなモノでも、何かを所有したら心配事や仕事が増えるものです。例えば、最新のiPhoneを買ったとしましょう。すると、失くさないだろうか、落とさないだろうか、壊さないだろうか、盗まれないだろうか…、こんな心配が生まれてきます。

さらに、できるだけ有効に活用したい、という気持ちが生まれ、どんなアプリを入れたらいいか、どうしたらより効率よくアプリを管理できるだろうか、どんなタスクをこのiPhoneでやったらいいのだろうか、会社のPCとの連携はどうしようか、こんな心配事も生まれてくるでしょう。ほかにも、iPhoneをきれいに保ちたいから、液晶の保護フィルムを買いたくなるかもしれません。しかもこのフィルム、今はたくさんの種類があるので、どれにしようか迷ってしまうでしょう。もちろんケースだって必要です。ケースは保護フィルムよりもっと種類があるので選ぶのは大変です。

iPhone1つ買っただけでもこんなふうにやることが増え、新たな買い物まで生まれてしまうのです。これが車だったら?家だったら?…そのストレスたるや、相当なものでしょうね。

4

所有することよりも、あり方が大事

人は、ステータスシンボルのためにモノを買います。たとえば、日本人女性が好んでハイブランドのバッグを買うのは、それが欲しいからというより、「みんなが持っているから」あるいは「もう大人の女性なんだから、○○のバッグぐらい持っていないとおかしいよね」などという理由です。一応ですが、「やっぱり良いものは長持ちするしね!」という理由も考えてあります。

例えば、ヴィトンのバッグを持っていると「一人前の大人の女性」として見てもらえて、嬉しいと思うわけですが、このように、常に他人のからの評価を生きるものさしにしているのはけっこうしんどいものです。というのも、人は無責任にいろいろなことを言いますからね。あなたの価値は、持ってるものでは変わりません。自分の価値を表すのは、所有している物ではなく、自分がいかに生きているか、自分がどうあるのか、ということです!

5

モノと引き換えになるのは、お金ではなく人生そのもの

大人気の100均ショップ。「100円だからお得♪」と思って買った、10本100円のボールペンがあったとします。1本目、まともに書けない、2本目、これもインクがでない、3本目、ペン先がボキッと折れた…。こんなふうにして、あなたは貴重な時間を失っていきます。iPhoneのようにいわゆるメーカー品で機能がすぐれているものも、使うには時間とエネルギーが必要です。

お金を使って何かを買うということは、そのモノを使うために時間も使う、ということです。どんなものにお金を使って、どんなふうに時間を過ごすのか、それがあなたの毎日の暮らしを作り、人生をも決めてしまうということを忘れないでください。そう考えると、いくら100円だからって、うっかりモノは買えないはずです。

まとめ

考え方次第で浪費癖は治る!

生まれたときから、大量消費社会の中で生きている私たちは、毎日何らかの買い物をすることが、すっかり習慣になってしまっています。ですが多くの人は、毎日買い物をしなくても生活に困らないでしょう。なのに、仕事や学校帰りに、なんとなく…本屋やコンビニ、100円ショップに寄ってしまうのです。いったんお店に入ってしまえば、店頭にはきれいなものやかわいいもの、おいしそうなもの、お得なものが美しく並べられ、みんな「私を買って」と光線を放っています。ついつい買ってしまうのも無理はありません。ですが、買ってばかりいると、いつまでたってもモノは減りません。1つ買ったら2つ捨てるから大丈夫!という人でも、最初から買わなければ捨てる行為もしなくてすむのです。それにモノを買えばお金もたまりません。1つ1つは小さな出費でも、全部合わせるとけっこうな支出になってしまいます。一生懸命に節約するよりも、まずは日々の小さな買い物をするクセを矯正したほうが、お金を残すという面では、よほど得策です。なんとなくモノを買ってしまうという習慣を断ち切るためには、今回ご紹介した5つの考え方にシフトチェンジしていってくださいね!

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