「あなたの髪は健康な髪?それとも不健康な髪?」カラーやパーマで傷んだ髪の修復方法♡
ヘアカラーやパーマをくり返していると、髪のダメージが気になってきます。でも、具体的にどのようなダメージを受けているのかがわからず、ケアもいつも同じで適当になりがちです。そこで今回は、ダメージを受けている髪の見分け方やそのケア法をお教えします!ぜひ、あなたの髪のダメージ具合をチェックしてみてくださいね!
カラーは表面、パーマは内部のダメージ
カラーとパーマはどちらも薬剤を使用するため、髪には必ず負担がかかります。カラーの場合は毛髪が膨潤して表面のキューティクルが開き、メラニン色素を脱色させると同時に染料を定着させるため、表面にダメージを与えやすく、キューティクルがはがれるなどします。美容室ではトリートメントや前処理剤を使用して、開いたキューティクルを閉じてツヤを出しています。パーマの場合は薬剤を髪の内部に浸透させるので、髪の構成成分にダメージを与えます。
どちらもくり返していると、髪の主成分であるアミノ酸や、髪に潤いやツヤを与える脂質が流れ出て、内部が空洞になります。すると髪は細くなり、弾力もツヤもなくなり、ゴワゴワ、パサパサして切れ毛や枝毛も増えてきます。
健康な髪はシャンプーやトリートメント、ヘアマスクなどを使うときにも浸透しやすく、また洗い流しやすい特徴があります。ダメージヘアはその逆で、ヘアケア剤もなかなか浸透しないなどのデメリットも出てきてしまいます…。
髪のダメージをセルフチェック
頻繁にカラーとパーマをくり返しているとダメージが深刻な状態になってしまいます。ここで、傷んだ髪の特徴を上げていくので、ぜひチェックしてみてください!
・濡れた髪を引っ張ると、ゴムのように伸びる
・毛先がまっすぐで硬く、柔軟性がない
・毛先から根元へと滑らすと手ごたえがない
・パサパサ、ゴワゴワする
・髪が透けて見える
・髪をとかしても広がってまとまらない
・髪がやたらとからまる
・見るからに枝毛や切れ毛が多い
・カラーが2週間で色落ちする
・パーマがかかりにくい
いかがでしたか?もし、5つ以上当てはまる場合はダメージが深刻な状態といえるでしょう。
美髪づくりのポイント♡
カラーやパーマをくり返している人の髪は、キューティクルが開いている、髪の主成分であるアミノ酸や栄養、水分が流れ出ているなどで、前述したようなダメージが見られます。髪には皮膚のような自己修復機能がないため、一度傷んだ髪はケアをしない限り、自然に元に戻ることはありません。つまり、普段からダメージを進行させないためにケアをしておくことが美髪づくりのポイントとなります。
カラー用やパーマ用のヘアケア剤を選ぶ
カラーやパーマの前後は、「カラー用」や「パーマ用」、「ダメージヘア用」と表記があるシャンプーやトリートメントを毎日使用してください。ダメージを和らげることができるでしょう◎その上で必ず、ドライヤーで髪を乾かす前には、「洗い流さないトリートメント」や「ヘアオイル」を使ってください。潤いを与え、ツヤを出すことができます!
カラーとパーマを両方している場合は「カラー用」を選ぶ
カラーとパーマをくり返ししている人も多いと思いますが、その場合のヘアケアは、カラー用を選びましょう。気になるのはカラーによるダメージで、とくに退色した髪はパサパサ、ゴワゴワ、切れ毛も目立ってくるからです。髪がそのようになっている場合は、カラーをする頻度を減らすとよいでしょう。
また、カラーとパーマは最低でも1週間以上、できれば1カ月の間隔をあけて、ヘアケアを考慮したスケジュールを美容師さんと相談してくださいね!
週に1・2日はヘアマスクで潤いをプラスして!
週に1・2日は、トリートメントに変えて保湿・補修作用が高いヘアマスクを使用してみてください。ヘアマスクはケアのパワーが高く、よりダメージを抑えることができて、カラーは長持ちし、パーマもかかりやすくなりますよ♪
ヘアマスクには、「洗い流すタイプ」と「洗い流さないタイプ」があります。洗い流すタイプは、シャンプー後、髪の水気をきってからヘアマスクを、毛先を中心に指先でもみ込むようにつけます。毛先につけるのは、髪の根元は生えてきたばかりでダメージは少ないためです。そしてお湯につけて絞ったタオルで髪を包み込んで5~10分ほど放置してから洗い流します。
洗い流さないタイプは、お風呂から上がり、タオルで髪の水気を吸収するタオルドライの後に指でていねいに髪になじませ、ドライヤーで乾かします。ショートの場合は1プッシュ、ミディアムヘアは1~2プッシュ、ロングヘアは2~3プッシュを目安に使用しましょう。
まとめ
普段からダメージを進行させないためのケアが必要!
美しいカラーやパーマは日々のヘアケアの上に成り立ちます。ヘアケアのひと手間は、それほど時間がかかるものではないと思うので、毎日継続しましょう。また、一度ダメージを受けてしまった髪は自己修復をしないからこそ、ダメージには敏感になり、適したケア剤を選んでヘアケアを習慣にしていきましょう!