「あれ、私の顔って歪んでる?」顔の歪みに気づいた時にすぐに見直すべき生活習慣

まったく歪みのない左右対称の顔を持つ人って、どのくらいいると思いますか?実は、100万人に1人と言われていて、とっても少ないんですよ!つまり、私たちの顔はほとんどが左右非対称ということです。誰の顔にも多少のズレや違いがあるのです。しかし、口角の角度や目の大きさなどが左右で明らかに違っていたら、それは“顔の歪み”が原因です。いま鏡に映っているあなたの顔は、歪んでいませんか?そこで今回は、顔の歪みの原因や種類、歪みの改善方法をご紹介したいと思います!ぜひ参考にしてみてくださいね♡

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顔の歪みの原因ってなに?

顔の歪みの主な原因となるのは「生活習慣」です。頬杖をつく、片方の奥歯で噛むなど…、日々の何気ない行動があなたの顔に負担をかけ、歪みの原因を作っているのです。なお、それは顔への負担だけではありません!私たちの顔は、身体という土台の上に乗っています。もし、土台となる背骨や骨盤に歪みがあれば、そこに繋がっている頭蓋骨=顔にも歪みが生じることになるでしょう。顔や身体に影響を与えるさまざまな生活習慣が、少しずつあなたの顔の形を変えてしまうのです。

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顔の歪みの種類にはどんなものがあるの?

顔の歪みの種類は、鏡を見てすぐに分かるものから、人に指摘されて初めて気づくものまでさまざま…。 代表的な歪みには、以下のようなものがあります!

①ほうれい線の太さや長さ、深さが違う

食事をする時に左右どちらか一方の奥歯だけで噛み続ける癖があると、噛まない側にほうれい線ができやすくなるといわれています。ほうれい線が左右のどちらか片方だけに出る、左右の太さや長さ、深さなどが異なるなどの場合は、顔の歪みが原因かもしれませんね。

②目の大きさが違う

手に「利き手」があるように、実は目にも「利き目」があります。パソコンやスマートフォンの画面を見る時によく利き目を使います。仕事やプライベートで毎日長時間使用していると、利き目側の表情筋ばかりが発達して顔が歪み、左右の目の大きさが違って見えることがあるようです。

③口角の角度が違う

口角とは口の両端の部分です。ここの角度が左右で異なっていたら、顔の歪みを疑ってください。無表情の時には同じでも、笑ってみると角度が違う場合もあります。鏡を見ながら表情を作って確認してみるとよいでしょう!

④眉の高さが違う

普段から片方の眉を上げる癖のある人は、その状態で表情筋が固定され、無意識でも眉が上がった状態になってしまうことがあります。また、眉のでっぱりの高さは、寝る時の姿勢や噛みグセなどに影響を受けて変化する場合も…。

⑤耳の高さが違う

耳の高さは普段鏡を見ているだけでは分かりませんが、耳を出した状態で撮影した写真を見たり、メガネをかけた時にフレームが傾いたりすることで気づく人が多いようです。耳の部分にある「側頭骨」に問題があるケースも考えられますが、原因の多くは、利き目や噛み癖から来る顔の歪みにあると言われています。

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顔を歪ませてしまう生活習慣

普段何気なく行っていることが、あなたの顔を歪ませる原因になっているかもしれません。 以下をチェックして、生活習慣や癖を見直すことから始めてみましょう!

①頬杖をつく

人間の頭の重さは、体重の約10%と言われています。つまり、体重50kgの人の場合、頭の重さは約5kgです。頬杖をついて片手でその重みを支えると顔の片側だけに強い力が加わり、眉の高さや目の高さ、ほお骨の高さなどに歪みが生じる原因となります。

②左右どちらかだけで咀嚼する

奥歯に虫歯ができていたり、噛み合わせが悪かったりすると、常に噛みやすい方の奥歯で噛むクセがついてしまいます。そのままどちらか一方で噛み続ければ、顔の筋肉のバランスが悪くなり、顔の歪みの原因となるのです。

③足を組んで座る

足を組んで座ると骨盤が歪みやすいとはよく言われますが、顔の歪みにも影響を与える可能性があることをご存知でしたか?例えば、右足を上にして足を組むと身体は左側に傾きます。そして、バランスを取るために頭の重心は右側へ。すると、肩や首が不自然に傾き、その影響で顔も歪みやすくなってしまうのです。

④バッグを片方の肩だけで持つ

ショルダーバッグを右肩にかけると、重みを支えようとして右肩が上がります。そして、頭はバランスを取るために右側に傾きます。この状態が長く続けば、やがて顔にも歪みが生じることになるでしょう。両側に均等に重みのかかるリュックサックならショルダーバッグほどの影響はありませんが、肩ひもが長すぎて重心が後ろへ下がると「反り腰」になりやすく、それが長期間続けば、やはり顔にも影響が出るでしょう。

⑤姿勢が悪い

パソコンやスマートフォンを見ていると、猫背になったり、首が前に突き出たりして、気づくとおかしな姿勢になっていた…という人は多いことでしょう。慌てて姿勢を正しても、一度癖になった姿勢はなかなか治せないものです。悪い姿勢を続けて背骨に歪みが生じれば、背骨に繋がっている顔の骨にも歪みが出る可能性があります。

⑥寝る体勢が左右どちらか

人間は眠っている間に自由に寝返りを打つことで、起きている間に歪んだ背骨や骨盤を元の位置に修正しています。しかし、布団をスッポリとかぶったり、動きにくいパジャマを着たりすると、寝た時と同じ姿勢のまま朝を迎えてしまい、それが逆に背骨や骨盤を歪ませる原因になってしまうこともあるのです。そして、背骨や骨盤が歪めば、当然顔の歪みにも影響が出てしまうのです。

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顔の歪みの改善方法

顔の歪みを改善するには、顔そのものだけでなく、体の根幹からバランスを整えることが大切! 以下のような対策を長期間にわたって続けていくことで、気になる歪みは徐々に改善されるでしょう♪

①ガムを噛んでみよう

まずは、自分が普段の食事で左右どちらの奥歯を使っているのかを確認してみましょう!その後、あまり使っていない方の奥歯で、1日3回、30分間かけてガムを噛んでみてください。普段使わず衰えていたあごの筋力が鍛えられることで、歪みの改善が期待できます◎

②左右非対称の生活習慣をやめよう

足を組む時は常に右足が上、寝る時は毎晩左が下、カバンはいつも左の肩に…。このような左右非対称の生活習慣が、顔の歪みを悪化させている可能性があります。右足を上に組んだら次は左足を上にする、行き道でカバンを左肩にかけたら、帰りは右肩にする…など、意識して左右均等に行うにしましょう!

③表情筋トレーニングをしよう

顔のたるみやほうれい線対策で行う表情筋トレーニングは、顔のゆがみを予防する効果が期待できます◎口を大きく動かしながらゆっくりと、「あいうえお」と言うあいうえお体操、わりばしを水平にくわえて1分間キープするわりばしトレーニングなどで表情筋を鍛えましょう!トレーニングの際は、左右のバランスが均等になるよう気を付けながら動かすのがポイントです。

まとめ

顔の歪みがひどい人は、今すぐ生活習慣の見直しを!

いかがでしたか?普段の何気ない生活習慣や癖によって生じた顔の歪みは、それを見直すことで修正することができます。まだ目立った歪みのない人は予防のために、歪みのある人はバランスを整えるために、今からできることをしっかりと対策しておきましょう!