“知ってるの何個あるかな?”占い入門編その2

占いには、数えきれないほどの種類があります。四柱推命や六占星術は、名前だけは目にしたことがあるという人も多いと思います。聞いたことはあっても、どのようなものだかよく分からないという人の為に、今回は「命(めい)、卜(ぼく)、相(そう)、霊(れい)」の4つに分類した、占いの代表的なものをご紹介します。

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命(めい)の代表的な占い

命(めい)の占いは、生まれ持ったものの運命や運勢、性格を見るのに適しています。

四柱推命(しちゅうすいめい)

「万物は水、木、火、土、金の5元素の性質を持つ」という陰陽五行説をもとに、その人の生まれた生年月日と時間を10個の「干」と12個の「支」に置き換えて、性格や運命を占う方法です。
誕生日の年、月、日、時を空間をあらわす「干」と、時間をあらわす「支」に置き換えたものをそれぞれ、「年柱(ねんちゅう)」「月柱(げっちゅう)」「日柱(にっちゅう)」「時柱(じちゅう)」と言います。
「四柱推命」という名前の通り、四つの柱によって、その人の生まれながらの運命を占います。

星座占い

星座占いは、西洋で古くから行われてきた占星術を簡単にしたものです。
天球上の黄道を中心に12等分し、生まれた日に太陽がどこにあったかで誕生星座を決めています。
星座占いは、テレビや雑誌で目にする機会も多いので、知ってる方も利用している方も多いですね。

六星占術(ろくせいせんじゅつ)

六星占術は元々、中国4千数百年の昔に人間が生み出し、育んできた統計学です。
その膨大な占術の資料をもとに、あの有名な細木和子が、今の時代に合わせて新たに編み出しました

六星占術では、生まれ持った生年月日から自分の星(運命星)を割り出します。
これによって、過去から未来に至るまでの運命周期などを知ることが出来ます。

数秘術

数秘学とも言い、占う対象の生年月日や姓名などから、固有の計算式をもとにして、運勢や先天的な宿命を占う方法です。
数秘術では、一つひとつの数には特別な意味があると考えます。

また、この宇宙のすべてのもの(人間も含む)は、数の法則によって支配されているという考え方です。
したがって、その数で、私たちひとりひとりの「運命」や「使命」、「才能」といったものがすべて分かるということです。

数秘術は、占星術やタロットカードにも取り入れられています

卜(ぼく)の代表的な占い

卜(ぼく)の占いは、タイミングや運などを見て判断する占いです。

タロットカード

タロットという名前を聞いたことが無い人はいないでしょう。
タロットカードはそれほどまでに普及し、メジャーな占いの1つになっています。

タロットカードは22枚の「大アルカナ」と呼ばれるカードと、56枚の「小アルカナ」と呼ばれるカードの合計78枚のカードから構成されます。
このカードをシャッフルし、そこから偶然出てきたカードによって答えを導き出します。
この「偶然」に何らかの意味があると考えるのがタロットカード占いです。

恋愛、仕事、人間関係、将来、健康、金運…と幅広く対応しているのもタロットカードのメリットです。

ダウンジング

人間の中に眠る、潜在意識の強力なパワーを引き出し、答えを導き出すのがダウンジングと呼ばれるものです。
私たちが物理的に分からないことを、直感的な視点で解決させるという考え方です。

ダウンジングに用いるペンデュラムと呼ばれる振り子が答えに導いてくれます。
あなたが人生の岐路で道を選択する時に、本当に求めているものを教えてくれるのです。

易占い

中国の書物「易経」というものが、易占いのベースになっています。
易経は、宇宙や人生の森羅万象を予言する占いの書として発祥したものです。
とても神秘的ですが、哲学、倫理を説く書としても読み継がれています。

占いとしての易の考え方は、「偶然の中に必然を見つける」といったものです。
サイコロや目に入った数字などを使い、その偶然が未来を予言するというのが易占いです。

相(そう)の代表的な占い

相(そう)の占いは、見た目で分かる姿、形から占い結果を導き出すものです。

手相占い

手相占いは耳にすることも多く、身近に感じますね。
手のひらに現れる線や、肉付きをはじめとする手の形に着目して、その人の性格や才能、運勢などを判断する占いです。

また、プロの占い師さんが口を揃えて言うのが「手相は変わる」ということです。
手相が変わるということは、定められた運命も変えることが出来るということです。
自分の生き方次第で、良い方向に向かうことも可能です。

人相占い

人相占いとは、顔、骨、体など、人体のつくりから、性格や生涯の運勢を割り出す占いです。
現在では、人相と言えば、顔相を指すことが多いです。

人相も手相と同じように、時が経つと共に変わっていきます。
また、美容整形した人は、その人相が持つ性格へと変わっていきます。
そのため、美容整形した人は、別の人格が、後天的に錯覚したと考えて良いでしょう。

風水

今から約4千年も前の中国で発祥したのが「気」です。
その力を利用した、開運の為の環境学のことを「風水」と呼びます。

風水は、衣、食、住、行動など、自分の環境全てを使って運を開いていくという考え方です。
「環境が運を決める」これが、風水の基本的な考え方です。

本来、生まれ持った運は、本人にはどうすることも出来ません。
でも、風水ならそれが出来ます。
運が悪い方向へ向いていると感じたら、自分の周りの環境を変えることで、良運を呼び込むことが出来るのです。

家相占い

家相占いのルーツも中国です。
この占いは、家の方角や部屋の間取り、門や窓などの場所、色、形などを鑑定します。
そして、家全体に良い気を巡らせることで、そこで生活する人を幸運にもたらします。

世界各地で様々な家相占いが存在しますが、日本では「風水学」や「九星学」を使用したものがメジャーです。
どちらも中国の易占術をもとにしています

姓名判断

人の姓名から、その人の性格や人生、適職、恋愛の傾向、結婚運、家庭運…など、一般的に運勢と総称して呼ばれるものに関して、解釈を与える占い方です。
名字と名前の画数だけではなく、画数のバランスや漢字の良し悪しなどを総合的に判断します。

霊(れい)の代表的な占い

霊(れい)の占いは、その名の通り、霊的な力を利用して占うものです。

霊感

霊感とは生まれながらに、全ての人が持っている生命エネルギーのことを言います。
これは、私たち人間が持つ、本能のようなものです。

しかしながら、性格や得意分野と同じように、霊感にも個人差があるものです。
幽霊が見えるのは、霊感が非常に強い人と言えるでしょう。

そういった霊感の強い占い師さんが、その感覚を使って、魂や心の内などの事柄を霊的な仕業なのか、そうでないのか読み取り判断します

透視

透視とは、通常の視覚に頼らず、外界の状況を視覚的に認識する能力です。
肉眼で見ることの出来ない、地上世界の存在物や風景などを見る現象です。

ヒーリング

ヒーリングとは、もともと呪術師が、肉体的または精神的な病気を治すために行う「お祓い」のようなものです。
自分の流れを良い方向に導くことで、悩みを解決するので、ヒーリングもまた、占いの一種なのです。

ヒーリングを行うことで、疲れた心を癒し、リラックスさせて心を落ち着かせることが出来ます。

まとめ 気になるものを試して幸せを呼び込もう

今回は、いろいろな種類の占いを紹介させていただきました。
気になるものはありましたか?

占いは、自分がもっと幸せになる為の手助けをしてくれるものです。
まずは、気になる占いを1つ試してみてはいかがですか?
あなたを幸せに導く答えが見つかるかも!

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