結婚に結び付く同棲生活のコツを伝授♡
同棲生活に憧れるカップルは実に多いものです。みなさんも一度や二度ぐらいは同棲したいなと思ったことがあるのではないでしょうか?大好きな彼氏とずっと一緒に居られるなんてほんと夢のようですよね♪もちろん、同棲にはたくさんのメリットがありますが、一方でデメリットもつきものです。しかし、どちらもあらかじめ知っておけばトラブルは回避することができます。そこで今回は、同棲生活をスタートさせる前に知っておきたい同棲のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。さらに、同棲から結婚に上手くつなげるコツもあわせてご紹介します。同棲検討中の方は、同棲を始める前にぜひ一読しておいてくださいね♡
同棲がもたらすメリット
「結婚前に同棲をして相性を確かめたい」「恋人と常に一緒にいたいから同棲したい」と考えるカップルは本当に多いものです。「大好きな彼氏とずっと一緒にいられるなんて夢のようだ」と同棲に憧れる気持ちはわかりますが、心理学の研究では同棲にはメリットとデメリットがあることがわかっています。中には同棲の経験が幸せな結婚生活を妨げることになるというデータもあるんですよ。そんな話を聞くと少し不安になるかもしれませんが、あらかじめメリットとデメリットを知っておけば、トラブルを上手く回避することもできるので早速見ていきましょう。
①彼氏と自分の金銭感覚を確認ができる
離婚したカップルの別れの原因を調査したデータで必ず上位に入るのが、「金銭感覚の違い」です。そのため、結婚前からお互いの金銭感覚のズレがないかを確かめることが必要になります。同棲をすると、電気をつけっぱなしにするか否かなどの細かなポイントから、家具や家電といった大きなものも衝動買いしてしまう、質より量重視の買い物など、デートだけではわからないお金に対する価値観の違いが明らかになっていくでしょう。お互いのお金の使い方を知ることができるので、結婚後に金銭感覚で揉める可能性が低くなるでしょう。
②気になるポイントが合うかどうか確認できる
生活の中での重視したいポイントは人によって異なります。たとえば、外デートではのんびりしていた彼氏が、自分のテリトリーである家では急に潔癖な顔を見せる可能性もあります。
- キッチンは使うたびに乾拭きしないと気がすまない
- タオルのたたみ方と収納法にこだわりがある
- ホコリがひとつでも落ちていたら許せない
逆にあなたのこだわりに彼氏が驚くこともあるでしょう。いずれにしろ、譲れるポイント、譲れないポイントを知り、調整できるのが同棲の魅力でもあります。
③コミュニケーションを取る機会が増える
おはよう、いってきます、いってらっしゃい、おかえり、おやすみ、ありがとう。同棲を始めると、こうした当たり前の挨拶を交わす回数が一気に上がります。お互いの休みがなかなか合わない、夜勤がある…というカップルでも、一緒に暮らすことでコミュニケーションの時間が増え、相手のことをより深く知ることができます。
④生活コストの負担が軽くなる
もし、あなたが今一人暮らしをしているなら、同棲を始めることで月々の家賃、光熱費などの生活コストが軽くなることでしょう。また、お互いにお金を出し合うことで住環境も良くなるはず。ちなみに、彼氏と一緒に住むことで逆にあなたの金銭的負担が増えるようなら、その事実が結婚前に判明したこともメリットだと言えるでしょうね!
⑤彼氏が家事をしてくれるかどうかがわかる
結婚したカップルの幸福度を調べた研究では、男性が家事に積極的であればあるほど、幸福度が高くなる傾向が明らかになっています。しかし、現実には一緒に住む前は「俺は家事を分担制にしたい」と話していたのに、実際に暮らしてみると全然やってくれない……という男性は非常に多いのです。あらかじめ同棲をしておくことで、彼氏が家事に参加してくれるタイプかどうかを結婚前にチェックすることができます。
⑥自分が他人と暮らせるタイプかどうかがわかる
同棲の大きなメリットは、結婚前に「そもそも自分が他人と暮らすことができる体質なのか」を知ることができる点にもあります。様々な小さな価値観の違いが見えて、自分の常識は常識ではなかったことがわかります。それに伴い、自分が妥協できることと大切にしていて譲れないことも明確になるでしょう。そんな経験をした上で、自分が他人と暮らせるタイプかどうかが見えてくるはずです。また、「彼氏とずっと一緒だと落ち着かない」「ストレスが溜まってしまう」というようなら、結婚後は個別の部屋を設けたり、思い切って週末婚にするといった解決方法もあるにはあります。結婚前に彼氏と話し合っておくのも大切です。
同棲がもたらすデメリット
結婚を意識した同棲生活にはたくさんのメリットがありますが、その分デメリットもあるものです。ここでは同棲がもたらすデメリットを紹介したいと思います。
①結婚がズルズルと先延ばしになりやすい
男性は女性に比べて結婚に対する焦りがないので、同棲をすることで「このままの方が責任も重くなくて気が楽だし、わざわざ結婚する必要がない」という思考に陥りやすくなります。その考えのまま2年、3年と同棲生活が安定してしまうと、プロポーズのタイミングがどんどん遠のき、結果的に同棲だけズルズルと続けて結婚が先延ばしになってしまう…ということになりかねません。
②マンネリになりやすい
同棲をすると、「お互いに対する新鮮さ」が失われ、恋人同士から生活を支え合う仲間のような関係に変化してしまうことがあります。そうなってしまうと、結婚前から家族のような存在になって、結婚してからすぐにマンネリを感じ別れてしまうケースも多々。
③別れることが難しい
一旦同棲を始めてしまうと、別れたいと思ってもそう簡単には別れることができません。というのも、別れると決まったとしても、新たな物件を探したり、家具家電を新しく揃えたりなどの手間がかかり、完全に離れられるまでにかなりの時間や労力、お金がかかってしまうからです。たった一言「別れよう」だけでは済まないのが同棲です。
また、一度誰かと一緒に暮らすことに慣れてしまうと、新しい彼氏ができたときの同棲へのハードルも下がります。欧米のある研究では「結婚前に複数回の同棲経験がある人は離婚率が高くなる」というデータもあるので、気を付けたほうが良いでしょう。
同棲から結婚につなげるコツ♡
ここでは、メリットとデメリットを踏まえた上で、同棲を成功させ、幸せな結婚へつなげるために押さえておきたいポイントをお教えします。
①同棲の期限を決める
- 1年間、同棲生活がうまくいったら次のステップへ
- 2年の賃貸契約の期限がきたら、2人の今後をどうするか話し合う
- 付き合って3年の記念日まで同棲する
このようにどんな条件でもかまいませんが、同棲を始めるときに2人で相談して具体的な期限を決めておくのをおすすめします。そうすることで、ズルズルと同棲を続けてしまうリスクを回避することができます。
②一人の時間を確保する
いつもずっと一緒というのは、息が詰まるものです。また、お互いの友だちとの関係を尊重し、それぞれの友だちを紹介し合えるカップルは結婚後の幸福度が高いこともわかっています。「お互い、一人になれる部屋を作る」ことや、「月に一度は休日に友達との予定を入れる」など、意識的にお互い自由に過ごしていい時間を作るようにしましょう。
③生活費など、お金のルールを決める
同棲を始めたからといって、いきなり家計を1つにするのは難しいものです。とはいえ、家賃、光熱費の負担の仕方、食費などの生活費の払い方など、細かなお金のルールはお互いに話し合って決めていきましょう。
- 家賃は何割ずつ出すか
- どこまでを生活費に含めるか
- 生活費はどのような方法で出し合うか
……など
お金に関しては意外と決めることはたくさんあります。数百円単位までガチガチに決める必要はありませんが、最初に話し合った方がトラブルにならずに済むでしょう。
④マンネリ回避のためにお出かけする日を作る
デメリットの部分でも、紹介しましたが、同棲最大の敵はマンネリだと思います。アメリカで約21万組の結婚したカップルを対象に行われた、スタンフォード大学とアメリカ疾病予防管理センターの調査では、以下のことが判明しています。
同棲しなかったカップルと同棲したカップルの比較
- 同棲しなかったカップル
結婚から1年後は同棲をしなかったカップルの方が離婚率が高い。価値観の違いで早めに別れる傾向がある。
- 同棲をしていたカップル
結婚から5年を過ぎた場合は同棲をしていたカップルの方が離婚率が高くなる。マンネリが主な原因になりやすい。
この結果を見ると明らかですが、結婚する前に同棲した場合、いつまでも幸せに暮らすにはマンネリ対策が必須だということです。
また、結婚したカップルのその後を追った追跡調査では、結婚生活を幸せに過ごしているカップルの特徴として、2人で出かける時間を大切にしていることがわかっています。
- レストランを予約して食事に出かける
- スポーツ観戦や観劇など共通の趣味で出かける
- 旅行など生活エリアとは違う場所へ行ってみる
…など
生活にハリが出るよう、定期的に出かけることをおすすめします。マンネリ回避にもつながります♪
まとめ
協力し合える同棲は結婚へのステップになる!
結婚は自分一人だけではなく、相手がいる生活です。うまく協力しあって生活できるのかを結婚前に見極めることができるのは、同棲の最大の魅力と言えるでしょう。ただ、そのメリットを生かすも殺すもあなた次第です。今回紹介したような同棲のメリット、デメリットを知ったうえで、うまくいくコツを実践していけば、2人の恋愛が結婚へとつながっていくはずです♡