自炊って本当に節約できるの?「自炊」「中食」「外食」を使い分けるホントの食費節約術

一人暮らしは、実家暮らしとは違って様々な出費がかさみます。中でも食費は毎日お金がかかるため、少しでも節約したいと考えている人も多いのではないでしょうか?そこで今回は、できるだけ食費を節約したいと考えている女性に向けて節約に関する情報を紹介♪自炊による節約のコツや「自炊」「中食」「外食」をうまく使い分けて節約するためのポイント、常備しておくと便利な食材などについて説明したいと思います。ぜひ今後の節約の参考にしてくださいね!

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一番食費が節約できる方法は?

まずはじめに、一人暮らしで食費を節約していくには、何が最も節約できる方法なのかを知っておくことが大切です。そこで、「自炊」「中食」「外食」の中で最も節約になる方法はどれなのか考えていきたいと思います!

①自炊の場合

1週間3食自炊することを仮定し、1週間分の食費をシミュレーションします。

1週間分の食事に使用する材料
<主食の場合>
お米1kg=500円
パン1斤=120円
焼きそば=3人前で120円
そうめん=1パック100円

<肉類>
鶏もも肉300g=400円
ソーセージ2袋=300円

<野菜類>
トマト3個=180円
キュウリ3本=120円
玉ねぎ3個=120円
キャベツ1個=200円
じゃがいも3個=300円程度

<その他の食材>
豆腐1個=80円
納豆3パック=98円
卵1パック=150円

人によって使う食事の量が異なるため食材の量も前後しますが、シミュレーションしたこれらの食材を合計すると…2,788円となります。これより多くなるケースもありますが、費用的には自炊が最も食費の節約になります

②中食の場合

中食とは、スーパーやコンビニエンスストアなどで販売している調理済みの食品を買ってきて食べることです。3食中食として1週間分のシミュレーションで、中食がどのくらい節約になるのかを把握しておきましょう。

<中食の1食分>
ポテトサラダ=150円
メインの惣菜=250円
おにぎり2つ=100円

合計=600円の食費。これを1週間続けると600円×3食×7日間=12,600円です。自炊で1週間分の食事を済ませることを考えると、食材を沢山使ったとしても1週間で5,000円程となります。全て中食にした場合と比較すると半分以下の費用で済むため、中食よりも自炊の方が食費がかかりません。また、場合によってはこのシミュレーションよりも多い量の中食を食べることもあるので、中食は2番目に節約となる食事方法です。

②中食の場合

中食とは、スーパーやコンビニエンスストアなどで販売している調理済みの食品を買ってきて食べることです。3食中食として1週間分のシミュレーションで、中食がどのくらい節約になるのかを把握しておきましょう。

<中食の1食分>
ポテトサラダ=150円
メインの惣菜=250円
おにぎり2つ=100円

合計=600円の食費。これを1週間続けると600円×3食×7日間=12,600円です。自炊で1週間分の食事を済ませることを考えると、食材を沢山使ったとしても1週間で5,000円程となります。全て中食にした場合と比較すると半分以下の費用で済むため、中食よりも自炊の方が食費がかかりません。また、場合によってはこのシミュレーションよりも多い量の中食を食べることもあるので、中食は2番目に節約となる食事方法です。

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自炊による節約のコツ♡

食費を節約するために、この段落からは自炊する際のコツをいくつか紹介します。どれも簡単にできるので、実践してみましょう。

①作り置き

作り置きしておくことで、数日間であればその都度料理を作る必要がないため手間がかからず、費用も抑えられます。作り置きする際は、日持ちする調理法で少しでも長く冷蔵庫で保管できるようにしておきましょう。煮物や酢の物などは日持ちしやすいので、作り置きに適した料理です。

②電子レンジの活用

電子レンジをうまく活用すれば自炊の負担が少なくなり、手軽に毎日料理を作ることができます。ポイントは自炊を習慣づけて、電子レンジの活用に慣れていくことです。電子レンジの活用方法としては、食材の下ごしらえなどがあります。じゃがいもや玉ねぎといった野菜をクッキングペーパーやラップなどに包んで電子レンジで温めると、調理時間を短くすることができます。

③安い食材の購入

自炊するときはなるべく安い食材を購入して、食費を節約できるようになりましょう。納豆やもやし、豆腐、鳥の胸肉などは安く売られている食材なので、これらを使って自炊することで食費を削減できます。さらに、スーパーやデパートなどで行われるセール品を狙って購入することで、より食材を安く購入できるためおすすめです。

④長期保存できる食材を常備

長期保存できる食材を常備しておくことで、食材を何度も買いに行く手間を省き、食材を捨てることも少なくなるため食費を無駄にすることがありません。長期保存できる食材としては、乾麺や冷凍麺、小麦粉などがあります。乾麺は長期保存が効くだけでなく、価格も安く設定されているので食費を節約できます。冷凍麺も同様に長期保存できる他、電子レンジを使えば簡単に調理可能です。

また、小麦粉は料理にとろみをつけるためにも使えますが、水とんを作ったり、他の粉物系の料理に活用できるので応用が効く食材となっています。

⑤食材ごとの冷凍保存方法を把握

自炊により食費を節約するには、食材ごとに適した冷凍保存方法を知っておくと役に立ちます。食材をそれぞれ適切に保存しておくことができれば、より長持ちさせられる他、解凍したときに美味しい状態で料理を食べることができます。ここからはそれぞれの食材ごとに適した冷凍保存方法を解説します。

・ご飯の冷凍保存方法

冷凍保存するときは、炊いたご飯を冷ましてからおにぎりにして、ラップでくるんで保存します。このとき、なるべく空気が入らないようにピッタリとくるむことがコツです。食べるときはレンジで解凍します。美味しく食べたい場合は、焼きおにぎりにして冷凍しておく方法もあります。

・パンの冷凍保存方法

パンを冷凍する際は、1枚ずつラップでピッタリとくるんで冷凍します。ラップでくるんだときに空気が入ってしまうと乾燥してしまい、解凍して食べる際にパサパサした食感になってしまう恐れがあるので注意しましょう。また、ちょっとした小ワザとして、1cm角に切って油で炒めてから冷凍しておくと、クルトンになります。

・野菜の冷凍保存方法

野菜の冷凍は、まず調理しやすい大きさにカットして、食料保存袋などへ入れて冷凍します。すると、調理するときにそのまま使うことができます。冷凍方法の例として、人参は3〜5mm角程度のブロック状にしておくと、解凍したあとの食感の変化が気にならなくなります。また、水分を多く含む野菜は味や食感が変わりやすく、冷凍に向かないため注意しましょう。

・果物の冷凍保存方法

果物は種類ごとに冷凍方法が異なります。キウイの場合は皮をむいてスライスしておき、グレープフルーツは一房ずつ皮をむいておきます。さらに、スイカは種を取ったあとにカットしてからバットに並べて保存しておきます。こうしておくとスムージーやトッピングなどに使いやすくなります。また、水分の多い果物は食感が変わり、味が薄くなりやすいので冷凍には向きません。

・料理の冷凍保存方法

既に調理済みの料理も適切な冷凍保存方法があります。例えば、ハンバーグの場合は焼き色をつけた状態で冷凍し、食べるときは煮込みハンバーグにすると中を温めながらしっかりと味を染み込ませることができます。また、餃子は加熱調理する前の状態で食料保存袋へ入れて冷凍し、食べる際は電子レンジなどで解凍すると調理可能です。

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中食による節約のコツ♡

自炊が苦手な人でも、中食による節約のコツを知っていれば、ある程度の食費を節約することができます。どのようなコツがあるのか見ていきましょう。

①自炊にこだわりすぎない

自炊だけにこだわりすぎると、仕事や学校が忙しく時間の取れないときに自炊ができないという理由でストレスが溜まってしまいます。すると、自炊自体が嫌になり習慣的にやらなくなってしまい、食費がかさんでいく恐れがあります。うまく中食を取り入れることも意識しておくと自炊が続きやすく、食費の節約につながっていきます。

②セール時間に購入する

日頃から中食が多い場合は、スーパーやデパートのセール時間に惣菜などを購入することで食費節約につながります。セール時間の目安としては、夕方から夜になる時間帯です。この時間帯になると、20%や30%などの値引きが始まります。また、帰りが遅くなる日であっても、近くに24時間営業のスーパーがあれば惣菜コーナーに立ち寄ってみましょう。割引シールの貼ってある惣菜が残っている可能性があります。

③ご飯だけは炊いておく

中食で毎日の食事をまかなっている人は、せめてご飯だけでも自宅で炊いておきましょう。食事全てを中食にしてしまうとお金がかかりすぎてしまいます。そのため、ご飯だけでも炊いて、おかずだけを買って食べるようにすることで、ご飯の分の食費を節約できます。また、惣菜よりもお弁当の方が安く売っているスーパーもあります。ご飯が炊けない場合は惣菜コーナーとお弁当コーナーの両方を覗くようにしましょう。

まとめ

我慢しすぎずに、たまにはご褒美の外食も◎

いかがでしたか?食費を節約するのであれば、自炊が最も効率の良い方法となっています。しかし、仕事や学校の都合で時間がなかったり、疲労がたまってしまうと料理を作る気分になれない時もありますよね…。無理をすると、自炊自体が嫌になって習慣化できなくなることもあるため、中食やご褒美の外食などをうまく活用しながら賢く節約していきましょう。我慢しすぎるのではなく、適度に発散することも節約を成功させるためには大切なコツです◎

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