人生を劇的に良くするには“ルーティン”が必要だった？！～今すぐマネしたいルーティン集♡～
アスリートがよく「ルーティン」という言葉を使うことから、みなさんにとっても聞き馴染みのある言葉だと思います。ご存じだとは思いますが、このルーティンとは、「決まっている手順」や「日課」などを意味しています。そのルーティンを身につけることで人生が劇的に良くなるそうなんです。何となく、“ルーティンが良いこと”というのは薄々気づいている方が多いのではないでしょうか？ただ、なかなか継続するのは難しいものです。そこで今回は、人生にルーティンが必要な理由や、身につけるコツも併せてご紹介できればと思います。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
ルーティンってなに？
先ほどもチラッと説明しましたが、「ルーティン」という言葉は、「決まっている手順」「お決まりの所作」「日課」などを意味します。英語表記は「routine」で、語源は「route」。「通学ルート」や「登山ルート」などで使われる「いつも通る決まった道」から派生した言葉なのです。
生活におけるルーティンとは、「習慣化」のことです。行動を何度も積み重ねることで、考える必要なく自然と体が行動をしていることを指します。たとえば、朝起きたらまず顔を洗って歯を磨きますよね。そんな一連の動作を毎日続けていると、たとえ寝ぼけていたとしても、「ルーティン」として身についているのでいつもと同じように行動できるのです。このように毎日の生活の中に習慣を取り入れると、「やらなきゃ！」と意気込まなくても行動できるようになります。
たとえば、自分が身につけたい前向きな思考や身体にいい行動を習慣化できると、日々が充実し、人生そのものを輝かせることができるのです。自分の成長のためにも、積極的に取り入れたいのが「ルーティン」なのです。
アスリートがルーティンを身に着ける理由とは？
「ルーティン」という言葉が一般化したのは、アスリートが取り入れていると話題になったからです。よく知られているのが、メジャーリーグで活躍したイチロー選手のルーティン。ファンでなくても、彼がバッターボックスに入った際のルーティンワークをイメージできる人は非常に多いでしょう。バットを構えるとき、必ず自分のユニフォームの袖を引っ張り、バットの先端を相手のバックスクリーンへ向けていましたよね。また、試合前の準備から食事、トレーニング、用具の手入れまで、入念にルーティンを続けていたことでも知られています。
では、なぜイチロー選手をはじめとしたアスリートたちはルーティンを取り入れたのでしょうか？その理由は、「自分の心身の不調や異常に気がつきやすいから」と言われています。毎回決まったときに同じことを行うことにより、その日の状況をほかの日の状況と比較しやすくなるのです。いつもと違うことを修正することで、失敗やけがをする確率を減らしているんですよ。
また、緊張する場面でルーティンを行うことは、普段の練習と同じような精神状態をつくり出すことにつながります。ルーティンを持っていると、ホームグラウンドでやっている気持ちになり、自信がよみがえります。いつでもどんな時にでも、いつも通りの力を発揮することができるのです。
朝のルーティンがおすすめ
ルーティンを実践するのなら、ぜひ朝にその習慣を取り入れてほしいのです。理由としては、朝いちばんに同じことを行うことで、1日の始まりがスムーズになるからです。「朝は脳のゴールデンタイム」と言われていて、夜深く眠ることで、朝は気持ちがリセットされ、意識がクリアになっています。また、目覚めとともにセロトニンという物質が分泌され、心は清々しく、体には力がみなぎり、希望に満ちあふれた状態になります。例えるなら、脳の中は「ちりひとつないまっさらな状態」というところでしょうか。その状態でルーティンを行うことで、身体がその習慣を覚えやすくなり、早く確実に自分だけのルーティンワークが完成するのです。
今すぐマネしたい著名人のルーティン集
著名人のルーティンその1♡「早起き」ティム・クック氏（アップル社CEO）
マイクロソフト社の共同創業者であり、現顧問のビル・ゲイツ氏は、毎日1時間読書をすることをルーティンにしています。読書をすることにより、想像力や感性がぐんぐんと育ち、自分の知らない情報を取り入れることで、新しい発見や閃きを得ることにも繋がるのだそうです。
さらに読書には表現力や語彙力を鍛える効果があり、プレゼン能力の向上も期待できます。一方、リラックス効果もあって、忙しい経営者にはオアシスのような役割を果たすこともあるのです。ビジネスを活性化させるのにも、プライベートを充実させるのにも、どちらにも読書のルーティンは有効なのでおすすめです。
著名人のルーティンその3♡「ランニング」村上春樹氏（作家）
マイクロソフト社の共同創業者であり、現顧問のビル・ゲイツ氏は、毎日1時間読書をすることをルーティンにしています。読書をすることにより、想像力や感性がぐんぐんと育ち、自分の知らない情報を取り入れることで、新しい発見や閃きを得ることにも繋がるのだそうです。
さらに読書には表現力や語彙力を鍛える効果があり、プレゼン能力の向上も期待できます。一方、リラックス効果もあって、忙しい経営者にはオアシスのような役割を果たすこともあるのです。ビジネスを活性化させるのにも、プライベートを充実させるのにも、どちらにも読書のルーティンは有効なのでおすすめです。
著名人のルーティンその3♡「ランニング」村上春樹氏（作家）
毎年のようにノーベル文学賞候補に名前が挙がる、日本を代表する作家の村上春樹さんもルーティンを持っています。専業作家になって以来、30年にもわたって毎日1時間のランニングを習慣にしているのだそうです。
「肉体的運動と知的作業との日常的なコンビネーションは、作家の行なっている種類のクリエイティブな労働には、理想的な影響を及ぼす」と語っていて、質の高い作品を仕上げるために、走ることを生活習慣に取り入れているのです。
ルーティンをうまく身に着けるためのヒント
①最初は小さな変化から始めてみよう
習慣を新しく作りたいと思ったら、最初は小さなステップから始めてみましょう。たとえば、英語学習であれば「30分やる！」のではなく「まずは2分だけ」、読書をするなら「1日1冊」ではなく「2ページずつ読み進める」というレベルでOK。その小さなステップが終わったら、必ず行動をストップしてください。それを最低3日は続けてみるのです。「たったこれだけ？」と思うかもしれませんが、習慣化の初期の段階では、頑張って続けるよりも「もっとやりたい！」という気持ちを起こすことが大切なんです。無理にでもストップすることで、習慣化する行動が「やりたいこと」に変わっていきます。その意識の変化こそが、ルーティンワークのコツなのです。
②モチベーションを捨てよう
モチベーションに頼ると、「やるときは一気にやって、やらないときは全くやらない」状態になりがちです。ルーティンのためには、確実に反復することが大切なので、起伏の大きいモチベーションに頼るのはとても危険です。なので、モチベーションは捨てて、「モチベーションがなくても自然と行動する」状態にもっていきましょう。
モチベーションは浮き沈みがあるものだと認識し、だからこそ、モチベーションが高いときに、下がっても行動できるような仕組みをつくっておくことが大切です。それは、次に説明する「頼れる仕組みをつくって、利用し続けること」にもつながります。
③頼れる仕組みをつくって、利用し続けよう
残念ながら、できるだけラクをしたいという衝動に流されていくのが人間というものです。特に習慣が定着するまでは、「仕組み」を作って反復させることに注力しましょう。習慣にならない理由は、単純にそのことを考えている時間が短いことも要因です。文章化して何度も見て何度も読むことで、自然と記憶に刷り込んでいくことにつながります。
壁に貼ったり、手帳に貼ったり、アプリの待ち受けにしたり…などは、原始的な仕組みのようで意外に有効なんですよ！ 自分の日常生活の行動をポイント化して、ポイントがたまったら自分にご褒美を贈るような「習慣化促進アプリ」などもあるので、ぜひ活用すると良いでしょう。
まとめ
「継続は力なり」
いかがでしたか？ 「ルーティンって、つまりマンネリ化した日課でしょ？」とネガティブなイメージを持つ方もいるのですが、実はその「日々の繰り返し」を味方につけている成功者は非常に多いのです。目標達成のための思考や行動を習慣化すれば、それはやがてあなたの強みや長所へ変わっていきます。「継続は力なり」という言葉が昔から語り継がれているように、人生をより良くするために「ルーティン」を身につけることは必要不可欠なのではないでしょうか。
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