「クレカの有効期限は何のため?期限が切れたらどうなるの?」クレジットカードの基本知識

大人になれば多くの方が契約し、利用しているであろうクレジットカードですが、このクレジットカードに有効期限があることはご存じですか?新しいカードが届いたタイミングで、有効期限が迫っていることに気付いた!という方が多いと思います。当たり前ですが、有効期限が切れたクレジットカードは利用できなくなるため、新しいカードへ更新する必要があります。そこで今回は、クレジットカードの有効期限に関して説明したいと思います。クレジットカードの更新をスムーズに行うためにも、ぜひチェックしておいてくださいね!

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クレカに有効期限があるのはなぜ?

クレジットカードの有効期限がある理由は、大きくわけて2つあります。「老朽化対策」と「防犯対策」です。

①「老朽化対策」

老朽化対策を行う理由は、クレジットカードには精密なICチップを含む磁気部分があるからです。磁気部分が劣化して使用できないカードになる前に、クレジットカードを新しいものへ取り替える必要があります。

②「防犯対策」

防犯対策を行う理由は、クレジットカードを使った犯罪に巻き込まれないようにするためです。新しいカードを使うと、古いカードは使えなくなります。そのため、定期的に最新のクレジットカードを発行することで、不正使用の可能性を下げることができます。つまり、有効期限があることで、より安心してお買い物ができるということです。

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クレカの有効期限はどこに書いてあるの?

クレジットカードの有効期限については、カード本体に記載されています。会社によって表面にある場合と裏面にある場合があります。表に浮き出るエンボス加工の場合もあれば、カードに印刷されている場合もあります。

有効期限の書き方は国際的な規格で決まっており、有効月/有効年となっています。有効年は西暦の下2ケタで表記されます。たとえば、06/21とあれば、「2021年の6月まで有効」という意味になります。

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新しいクレカが届いたら何をすればいい?

有効期限切れが近くなると、自動的に新しいクレジットカードが郵送で届きます。届いたら、以下の3つのことをしてください。

①署名欄にサインをする

新しいクレジットカードが届いたら、まず裏面の署名欄にサインをしましょう。署名をしていないカードの場合、不正使用などのカードトラブルがあっても被害金額が補償されないケースがあるからです。署名がなければ、基本的にはお買い物ができないと思ってください。

署名はフルネームでなくてもかまいません。しかし、不正利用をしようとする人が書き慣れていない人のフルネームを漢字で書くのには手間がかかりでしょう。なので、漢字でフルネームの署名を書いておくのがおすすめです。海外旅行をする場合も、日本語圏以外の人が漢字をマネしてサインするのは困難だからです。書き間違えた署名の上書きには効果がないため、書き損じた場合はクレジットカードを再発行する必要があります。

②自動引き落としの支払いサービスを変更する

クレジットカードが更新されると、有効期限とセキュリティコードが変更されます。クレジットカードの情報が変わっているため、定期的な引き落としを行っている場合には、カード更新時に各サービスへクレジットカード情報を連絡しましょう。有効期限が切れたクレジットカードの情報を更新しないと、決済ができなくなります。自動的に更新されるサービスもありますが、基本的には自分で新しいクレジットカードの情報を提供する必要があります。決済ができないと何かと不便なので、忘れずに変更しておいてくださいね!

③古いクレカを捨てる

クレジットカードには個人情報がつまっています。名前や会員番号と、過去のクレジットカードを利用して、お買い物や何かの事件に使われてしまう可能性もあります。なので、古いクレジットカードは速やかに捨てましょう。クレジットカードを捨てる時に、はさみで切ることは知っていても、真ん中から2つに切りわけるだけにする方もいます。これでは復元できてしまう可能性があるので、復元できないようはさみで細かく刻んでください。捨てる時には1つの袋に捨てず、2つ以上の袋に分けて捨てることもポイントです!

まとめ

更新をスムーズに行って、クレカを安全に利用しよう!

いかがでしたか?クレジットカードの更新はそれほど頻繁ではないため、分からないことも多いと思います。今回説明したように、クレジットカードの有効期限は、老朽化対策や防犯面からも必要不可欠です。自分の信用を傷つけずクレジットカードを利用するために、クレジットカードの有効期限が来たら署名をすることや、引き落とし先でカード情報を更新すること、また、古いカードを正しく処分することを必ず行ってくださいね。少々面倒に感じるかもしれませんが、クレジットカードを安全に利用するためにもお忘れなく!

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