きれいな色をキープしたい! ヘアカラーを美しく長持ちさせるコツを伝授!
ヘアカラーをしたけれど、1ヶ月もしないうちに色があせてしまう……と悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。ヘアカラーを長持ちさせるには、どうしたら良いのでしょうか。ヘアカラーが色落ちしてしまう原因を明らかにしてから、ヘアカラーを長持ちさせるための方法をアドバイスしたいと思います。
水分を髪に長くためておかないことが大切
ヘアカラー後の色は、3~5週間ほどで徐々に落ちてきます。
頻繁にカラーやパーマをしている、ブリーチをしていたなどの過去の施術やダメージの具合、髪の洗いかた、乾かしかた、ケアの状態、紫外線などが原因です。
また、アッシュなどの薄い色ほど、色落ちが早いです。
ヘアカラーの色落ちを防ぐには、水分を髪に長くためておかないことです。
健康な毛髪は弱酸性ですが、アルカリ性に傾くと、キューティクルが開いた状態になります。
カラー剤はアルカリ性で、キューティクルを開いて、毛髪内部の色の成分であるメラニン色素を抜き、色を注入する仕組みで毛髪を染めています。
水分が髪に付着すると、毛髪はアルカリ性に傾いて、キューティクルが開きます。
すると、色素を保持する力が弱くなり、色素は流出していきます。
そのため、とくにヘアカラー直後の数日は極力、キューティクルが開くことを避けるために、水分が毛髪にたまる時間を短くすることがポイントといえます。
そこで、ヘアカラー後は24~48時間、洗髪を避けると、カラーが定着しやすくなります。
可能なら、カラーをした当日と翌日も、髪を洗わないようにしましょう。
また、洗髪後は早くキューティクルを閉じるために、時間を置かずにドライヤーで髪を乾かして、最後に冷風で仕上げましょう。
冷風はキューティクルを引き締めるといわれています。
そして、ヘアカラー後1週間は、洗髪時のトリートメントやヘアパックも長時間放置せず、5~10分を目安としましょう。
一方、アウトバスでの洗い流さないトリートメント、ヘアオイル、育毛剤は、日ごろからそう長く時間を置かないものなので、通常どおりの使用で大丈夫です。
ヘアカラーを行う前から髪に栄養を与えてお
ヘアカラーを長持ちさせるためのヘアケアについて、解説します。
そこで、ヘアカラーによる毛髪のダメージを抑えるためには、日ごろから、少なくとも施術する数日前から、洗髪後はトリートメントやヘアパック、アウトバスでの洗い流さないトリートメントやヘアオイルでケアし、栄養を与えておきましょう。
美容院で染めたカラーに近い色味があれば、カラー後1ヶ月ぐらいして色が落ちてきたタイミングで、週に1~2回、使ってみるとよいでしょう。
ただし、色味が合わなければ、違和感が生じる場合もあるので、ヘアドライ後に色の様子を鏡でよく確認して、使用の継続を決めましょう。
紫外線や熱を避けましょう
ただし、毛髪をごしごし洗うのはNGです。頭皮を洗うことを意識すると、髪も洗い残しが少なくなります。
洗髪後は、入念にタオルドライをしてからドライヤーを使い、熱があたる時間を短くしましょう。
ヘアアイロンは、温度設定は140~150℃程度、あてる時間は5~10秒以内にするなど、熱でダメージを与えすぎないようにしましょう。
紫外線は1年中降りそそぐので、季節に関わらずに毛髪用の紫外線カットスプレー、紫外線カット99%以上の帽子と日傘を活用して、紫外線を避けましょう。
ダメージをケアすると、色落ちを防ぐことができて、美髪をキープしやすいですよ。
まとめ
洗髪後はすぐに髪を乾かしましょう
ヘアカラーを長持ちさせる方法を実践すると、ヘアカラー直後のきれいな色味がいつもより2週間は長くキープできると思います。
長持ちの決め手は、洗髪後は時間を置かずにドライヤーで髪を乾かすこと。
簡単そうですが、意識しないとなかなか実行できません。
次に、ヘアカラーの1週間前からヘアケアをしっかりやること。
どの方法もすぐに取り組めることばかりですから、ぜひ試してみてくださいね。