ドラッグストアで手軽に買えちゃうセルフ鍼
自分で貼るシールタイプの「円皮鍼(えんぴしん)」というものをご存知ですか?円皮鍼とは、小さな鍼や突起が付いているシールで、顔や体に貼りつけて使用する商品です。自分の不調に合わせたツボや、身体の中で痛みを感じる部位に直接貼りつけるだけで使えるので、自宅で手軽に使用することができちゃう優れものなんですよ。これ実は、シワやシミ、ほうれい線にも使えちゃうそうなんです。そこで今回は、美容目的での円皮鍼の使い方をお教えしたいと思います♪目の下のたるみや疲れ目、シミ、ほうれい線の解消など、気になるポイントについて説明していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
セルフ鍼の貼り方
まずは使い方の分からない方のために、円皮鍼を自分で貼るときのポイントからお教えしたいと思います。
- シワが気になる場合は、円皮鍼をシワの上に直接貼る
- 気になる場所に置いて貼ったら、上から軽くトントンと押して固定する
- 顔の皮膚は繊細なので、シールを貼ってかゆみが出るなら即、止める
- 体に貼る場合は、5日間程度、取れるまで貼ってOK
(ただし顔の場合は雑菌が入る恐れもあるので、1日を限度とし、最初は反応を見る意味でも、3~5時間にとどめておいた方が良いでしょう) - 顔は慣れたら、夜のお手入れの後、貼りたい場所にしばらく置き、そのまま寝て、朝に取ってもOK
- 筋トレと同じで毎日行うものでなく、取り外したら1~2日は間隔を空ける
ほうれい線に貼る場合は?
次は、気になるほうれい線への貼り方について説明したいと思います。笑ったときに鼻の横からくっきりと線が出る方いらっしゃいますよね。小鼻の横からしばらく横に伸び、その後「段」みたいになってから、口元に伸びていることでしょう。この「段」になっているところに貼りましょう。また、ほうれい線が鼻横から短めに伸びている方は鼻横に、口元まで伸びている方は、段になっている部分と鼻横のダブルでアプローチするとさらに良いと思います。ただ、最初は様子を見る意味もあって、2枚貼るべき人であっても、まず1枚から始めたほうが良いでしょう。その場合は、「段」部分がおすすめです。
実際にほうれい線対策として、段のところに貼った方は、とても効果を感じられたそうです。1日後にはがしたら、段になっていた線がなんとまっすぐになるのだとか♪線が消えたわけではないですが、線の位置が上がり、段がなくなるので、続ければ、ほうれい線は消えるかもしれません。
基本的にどんなところに貼ってもOK!
この円皮鍼は、基本的に気になるところのどこに貼ってもOKです。例えば、目が疲れやすい人は、眉頭の眉の起点で骨の下にあたる部分や、目尻と眉尻の交わる部分に貼ると良いでしょう。シミが気になる人は、シミの近くに貼るのもおすすめです。目の下のクマやくすみ、たるみが気になる人は「四白」や「太陽」、頬をプリッと上げたい人は「顴髎(けんりょう)」というツボを刺激すると良いでしょう。
- 「四白」は、下マブタの「親指一個分下」で、瞳の下に位置する部分
- 「太陽」は、疲れ目のところで書いた眉尻と目尻の延長線が交わる部分
- 「顴髎(けんりょう)」は、頬骨の下から指を入れて、「イタ気持ちいい」と感じる部分
自分の指で触ってみると、なんとなくツボの場所がわかると思います。また、プチ鍼は、気になる場所に貼れば良いので、必ずしも左右両側をペアのシンメトリーに貼る必要はありません。「片側だけ貼ったら、片側だけ顔が上がるかも…」とか、「貼る位置が左右でズレたら、バランスの崩れた顔になるかも…」と心配になる方もいらっしゃるとは思いますが、安心してください、そんなことはないです。それに、考えてみれば、心配ならすぐに剥がせば良いのです。手軽であるメリットを最大限に生かして、我慢や無理はしないでOK。
ツボのあるところは、血流や筋肉の集まる要所ですし、肌に栄養を届ける内臓へサインを送る場所でもあります。ですので、ツボを刺激することで、美顔に近づきやすくなります。カタクリとしては、Aのツボを押すと、「Aのツボが関連する内臓」に「Aに栄養を届けよ」というサインが送られ、消化吸収や排泄作用が促進されていくのです。
まとめ
知る人ぞ知る美容法「セルフ鍼」
いかがでしたか? まだあまり知られていない、知る人ぞ知る美容法の「セルフ鍼」! 実際にやってみた方は、すごく効果を実感できているようです。お金や時間に余裕があれば、鍼灸院へ行くこともおすすめしますが、お家で手軽にやりたいという方は、ぜひ近くのドラックストアで「円皮鍼」を探してみてください♪