「目の違和感を感じてませんか?」おうち時間の増加で、疲れ目に!眼精疲労の原因と改善法

コロナ禍でお家時間が増加しましたよね。お家で過ごす時間が長くなれば、PCやスマホの画面を長時間見続けることも増えると思います。そんな生活の中で、目の痛みや疲れ、頭痛などを感じたことはないでしょうか?このような症状は、眼精疲労によって引き起こされている可能性があります!そこで今回は、眼精疲労の原因や症状、眼精疲労改善のためのツボマッサージ法を紹介したいと思います。目に違和感を感じているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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眼精疲労って何?原因や症状は?

目を使いすぎることによって、目の疲れや痛みなどの違和感や不快感に加え、疲労感、頭痛、肩こりなど…他の身体的症状を伴う状態を『眼精疲労』と呼びます。

<眼精疲労の原因>

眼精疲労の主な原因は、目を酷使すること。テレビを長時間見続ける、PCやスマホで長時間作業をするといった習慣が原因で眼精疲労になるケースが多いといわれますが、その環境も重要です。

照明のちらつきやパソコン画面への映り込みといった光刺激がある環境や、空調機などの風が当たって目が乾燥する場所での作業は、目の疲労を悪化させる一因となります。また、紫外線・ハウスダスト・室内の化学物質・周囲の騒音などが眼精疲労に影響することも。さらに、合わないメガネやコンタクトレンズ(カラーコンタクトレンズを含む)を使用したり、コンタクトレンズを長時間装着したりなど、目に負担をかけることも眼精疲労につながります。

その他、精神的なストレスによる自律神経の乱れから涙の量やまばたきが減り、眼精疲労が起こる場合もあります。

<眼精疲労の症状>

眼精疲労になると、以下のような症状が身体に表れます。このような症状が出始めたら、早めに対処を!

◎目の症状
・目が重い
・目が乾く
・なんとなく目が痛い
・まぶしい感じがする
・白目が赤く充血する
・目がかすむようになる
・まぶたがピクピクする
・まばたきが多くなる

◎全身の症状
・頭痛
・イライラ感
・吐き気
・首や肩のこり
・寝ても疲労感が取れない

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眼精疲労は病気のサインかも?

眼精疲労は、屈折異常(近視、遠視など)や、ドライアイといった目の病気、目とは関係のない全身の病気の一症状として発症することもあります。近年では、PCやスマホなどのディスプレイを用いた長時間作業によって目や身体、心に影響が出るVDT症候群(Visual Display Terminals症候群)の一つとして発症する人も増えてきています。

眼精疲労になると、休息や睡眠をとっても目や全身の症状が十分に回復しえない状態になってしまいます。眼精疲労の原因は多岐に渡るため、正確な原因を突き止めたうえで、治療方針を立てることが大切です。また、日常生活における目の酷使も眼精疲労につながるリスクを伴うため、生活スタイルにも目を向けるよう心がけましょう。

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眼精疲労に効果的にツボマッサージ法

眼精疲労の改善にはツボマッサージが効果的といわれています。ここでは簡単にできるツボマッサージ方法をお教えします。目の周りをしっかりとほぐしてみてくださいね。

・攅竹(さんちく)…眉頭のくぼんだ部分。目の充血に効くツボ
・太陽(たいよう)…こめかみより下のやや陥没している部分。頭痛や目の疲れに効くツボ
・承泣(しょうきゅう)…黒目の真下にある骨の際。目の充血に効くツボ
・魚腰(ぎょよう)…黒目の上と眉毛を結ぶあたり。目の充血やまぶたのひきつりに効くツボ
・睛明(せいめい)…目頭の少し上にあるくぼんだ部分。眼科疾患に効くツボ
・瞳子髎(どうしりょう)…目尻から少し外側にある陥没部。頭痛や眼科疾患に効くツボ
・四白(しはく)…黒目より下の頬骨より少し下のくぼんだ部分。目の充血や腫れ痛みに効くツボ

<マッサージ方法>

マッサージの際、特に道具は必要ありません。手指の腹部分でツボをゆっくりと押しながら、小さな円を描きます。この時、爪を立てないように注意し、気持ちいいと感じる程度の強さを意識しましょう。ツボごとに10~15回程度を繰り返し押すと、目の周りがスッキリとしてきます。マッサージは入浴後など、血行が良くなって心身ともにリラックスしているタイミングがおすすめです。集中してマッサージすることも大切なので、自身が落ち着ける静かな環境で行ってくださいね◎

まとめ

目を休ませる時間を作ろう♪

今回お伝えしたように、日常生活における目の酷使も眼精疲労につながるため、PCでの仕事など目使う作業の環境や時間には工夫が必要です。また、コンタクトレンズや眼鏡を着用している方は、自身に合ったものを選ぶことが大切です。目を休ませる時間をしっかり確保するなど、日常生活の過ごし方には十分注意して、目の使いすぎを避けることが疲れ目の一番の予防になるでしょう。目が疲れているな…と感じる時は、今回紹介したマッサージをぜひ行ってみてくださいね!