めざせ指先美人! 爪のセルフケアでマニキュアなしでも美爪に
マスク着用が当たり前になり、相手の素顔が見えない代わりに、手元がよく見られるようになったと聞きます。そうして手元を見られた時に、きれいな爪をしていると、良い印象を与えられますよ。華やかなネイルをしているより、きれいな素爪のほうが、「ちゃんと手入れをしている女性なんだな」と好印象なのです。そこで、ネイルサロンに行かなくても、自分でできる爪のケア方法を紹介します。指先美人をめざしましょう♪
爪ケアの基礎知識 ~爪切りを使わないで!~
皆さんは「爪切り」を使って、爪を切っていませんか?
きれいな爪をめざすなら、爪切りを使わないでください。
合わせ刃の爪切りは、爪を切っているのではなく、ブチっと切り離しているのです。
爪はミルフィーユのように、縦・横・縦の3層でできているため、その3層を爪切りで無理に切り離してしまうと、爪が欠けたり、二枚爪になってしまうこともあるのです。
爪切りより時間がかかってしまいますが、爪はヤスリで削ることをお勧めします。
ヤスリを使う時も、ゴシゴシと強く削ると、爪を痛めてしまいますので、優しく、少しずつ削ってください。
そして、爪は皮膚です。
お肌と同じですから、保湿が一番大切なんです。
ネイルオイルなどを使って、こまめな保湿を心がけましょう。
爪の付け根部分にある爪母は、爪をつくる工場のような役割をしています。
爪母をケガしてしまうと、爪の形が悪くなってしまったり、爪が生えなくなってしまうこともあります。
そこで、爪母周りの血流を良くするために、ときどきマッサージしてあげると良いでしょう。
具体的な爪ケア方法 ~保湿が一番大切!~
続いて、具体的な爪ケアの方法を紹介していきましょう。
甘皮(爪の根元の皮膚部分)が目立ってくることがありますよね。
そんな時、甘皮を無理に引っ張ると、ささくれの原因になってしまいます。
お風呂に入った時に、湯船の中で甘皮をふやかして、ガーゼでゆっくりマッサージしてください。
すると、甘皮がすぐに柔らかくなりますので、ガーゼで拭き取ってください。
甘皮やささくれは引っ張ると、周りの皮が引っ張られてよけいにできてしまいます。
出てきた甘皮は、ニッパーで丁寧に切ってください。
先ほど説明した通り、爪切りは爪が割れやすくなるので、使わないように。ファイルで形を整えましょう。
粗い目のファイルは爪を痛めるので、180グリッドを選択してください。
仕上げに爪の保湿ですね♡
甘皮部分にネイルエッセンスやオイルを塗って、優しくなじませることで、爪と指先を保湿します。
きれいな爪をキープするために、日常的にやってほしいケアです。
爪のセルフハンドケアを紹介 ~血流を良くしよう!~
爪をきれいに保つためには、乾燥を防ぐだけでなく、血流を良くすることもポイントです。
指先まで血液がめぐっていかないと、冷えで乾燥にもつながってしまいますからね。
血流を良くするための、セルフハンドケアを紹介します。
手のひらに高保湿タイプのクリームをなじませて、指の付け根から指先に向けて1本ずつもみほぐします。
関節部分は力を抜いて、関節以外の部分をグッと力を入れ過ぎない程度に圧をかけて、握りながらほぐしましょう。
指と指の間も乾燥するので、しっかりとクリームを塗ってください。
もう片方の指の指先で水かきをはさみ、指先でグッと圧をかけます。
次は、手の甲側の親指と人差し指の骨が交差する辺りから、人差し指の指先に向かいながら親指の指先でプッシュしながら骨のきわを少しずつ進むと、痛みを感じるくぼみがあります。
そこは合谷(ごうこく)というツボです。
疲れに効くツボですので、適度に押してみてください。
また、爪の根本辺りにある爪母をもみほぐすと、健康な爪が生えてくると言われています。
片方の爪の生え際を、もう片方の親指と人差し指の指先でプッシュして刺激するだけです。
グーっと押し込んで、パッと離す。この動きを1セットとして、5回ぐらいすべての指で行ってください。
爪もみの時に、ネイルオイルやジェルクリームを使うのも効果的です。
爪母やささくれができやすい爪の両脇、爪の表面や指先にオイルを塗ってほぐすと良いでしょう。
まとめ
毎日のセルフケアでどんどんきれいになれる
きれいな指先をしていると、きっと相手からも「きれいな指をしているな~」と思われることでしょう。
毎日のセルフケアによって、どんどんきれいになっていきますから、まずは1週間続けてみてください。
1週間だけでも、大きな変化を感じられると思います。
指先美人になって、多くの人をあなたの虜にしてください♡