人生で稼げるお金について考えてみよう!女性の生涯収入の平均はどのくらい?
いきなりですが、質問です!「女性は一生でどのくらいのお金を稼げると思いますか?」一昔前は、子供を産んだ女性は、仕事を辞めて家庭に入るのが当たり前でした。それも、少しずつ過去の話になり、最近は少し育休をいただいて、すぐに仕事復帰し、子育てをしながら仕事を続ける女性が多くなってきています。女性が活躍する職場も増え、男性より稼ぐ女性も珍しくはありません。そこで、今回は女性の働き方について考えてみようと思います。どのような生活を今後選んでいくかで、生涯収入に差が開くことは簡単に想像できると思いますが、具体的にどれくらいの差がつくのかということを働き方のパターン別に紹介していきたいと思います!将来のことを考え始めた方、結婚や出産の人生の節目のタイミングの方は参考にしてみてくださいね♪
働き方によって変わる?パターン別の生涯所得
女性の働き方をパターン別に分けて、おおよその生涯所得を出しました!
今回は、2児出産、60歳定年と仮定しています。
①正社員として、出産休業はせずに定年までフルタイムで勤務 → 約2億5,800万円
②正社員として産休、育休を取りフルタイムで復帰 → 約2億3,000万円
③正社員として産休、育休を取り3歳未満まで時短勤務で子育てをし、その後フルタイムに復帰 → 約2億2,000万円
④正社員として産休、育休を取り小学校就学前まで時短勤務で子育てをし、その後フルタイムに復帰 →約2億1,200万円
⑤2児出産後退社し、その後非正社員(契約社員など)で勤務 → 約9,700万円
⑥2児出産後退社し、その後パートタイマーとして勤務 → 約6,100万円
⑦2児出産後退社し、その後は仕事はせず専業主婦 → 約3,800万円
⑧非正規社員で、出産休業はせずに生涯働く → 約1億1,600万円
⑨非正規社員で、産休、育休を取り復帰 → 約1億1,100万円
⑩非正規社員で、2児出産後退社し、その後パートタイマーとして勤務 → 約4,800万円
⑪非正規社員で、2児出産後退社し、その後専業主婦 → 約2,500万円
パターン別に比較して、見えてくることとは?
上記の11のケースから見えてくることは、まず正社員が圧倒的に有利だということです。
正社員か非正規社員かで、実に2倍以上もの生涯収入の差が出てしまうのです。
仮に、産休、育休、時短勤務を経たとしても、正社員を続けることで、生涯所得の2億円以上は保たれることになります。
2児出産後に退社をして、正社員復帰をしない場合は、生涯所得が大きく減り、この場合1億円にも満たなくなってしまいます。
旦那さんのお給料だけで貯金まで十分できるという場合以外は、育休などを取った上でも、やはり正規雇用で定年まで働く働き方が、圧倒的に有利でおすすめ。
しかしながら、正社員で働きながら子育てとの両立をするのはなかなか難しい面も多くあります。
保育所がなかなか見つからなかったり、家事の負担や、子供とのコミュニケーション不足になるデメリットも考えると現実問題、難しいという方も多いのではないでしょうか。
そして、やむを得ずパートや契約社員などの非正規社員で働かれている方も実際多いと思います。
資産運用するとどうなるの?
では、正社員ではない女性や専業主婦の方が、この正社員との所得の差を縮める方法はあるのでしょうか?
実はあります!働き方による差を埋める方法として、忙しい中でもっと働くのは無理という方におすすめなのが資産運用です。
「お金そのもの」に働いてもらうのです。
お金を増やしていくことを考えると、とても効率的に資産を大きく育てていくことができます。
お金は預金として置いているだけでは増えていきませんが、上手に運用できればいくらでも増やすことが可能なんですよ♪
しかし、無知だと何から始めたら良いかわからないという方も多いと思います。
そこで、初心者さんにおすすめできるのが「投資信託」です。
そもそも「投資信託」とは、私たちから集めたお金を、運用のプロが投資先や売買のタイミングを考えた上で運用し、そこで得られた利益を私たちが受け取ることが出来るというシステムのものです。
投資信託を選び方次第では、月々数千円、数万円という少額ずつ積み立て投資を続けていくことで、10年~20年で数百万、数千万円という大きな資産を作っていくことも可能です!
さらに、「投資信託」の積立で、もっと有利に増やしたいという方におすすめなのは、最近女性にも人気の「iDeCo」や「つみたてNISA」です。
通常の口座で積み立てていくとそれぞれ利益に対して、税金が引かれてしまうのですが、「iDeCo」や「NISA」は利益に対しての税金はかかりません!
「老後資金を作りたい」という方は「iDeCo」、「目的は老後だけに限らず、大きな資産を築きたい」という方はNISAの中でも「つみたてNISA」が特におすすめです。
もちろん、どちらとも同時に利用することも可能です。
まとめ 資産運用で生涯収入を大きく増やせる!
今の世の中、資産に大きな差が出るのは、「働き方」だけでなく、「資産運用をするかしないか」だとも言われているんですよ!
なんだか難しそうだし、よく分からないからと、敬遠するのではなく、少し資産運用について検討してみても良いのではないでしょうか?
女性の出産後の働き方は、正社員で働き続けるのが最も有利ですが、それが困難な方でも生涯収入を増やすのを諦めるのはまだ早い!
「資産運用するかしないか」が重要です!
考えたことなかった、あるいは敬遠していたという方は、まずは検討してみることから始めてみてくださいね♪