誰にでもできる! 初心者向けにお金を賢く増やす方法をアドバイス

毎月もらうお給料の中からコツコツと貯金するのも良いですが、コツコツとお金が増えていったらなお良いですよね。そこで、初心者向けにお金を賢く増やす方法をアドバイスします。大きな金額でなくてもいいので、若いうちから始めておくと、効率的にお金を増やすことができますよ。

  1. お金
  2. 増やす
  3. 初心者向け
1

お金を増やす前に確認しておくべきこと

お金を増やしたいと考えているなら、まずは現在のあなたの資産状況と、お金を増やす目的を明確にすることが大切です。

資産の一覧表などを作成して、どの銀行口座にお金がいくらあるかを書き出してください。
定期預金をしているなら、その金額だけでなく、満期になる時期も記載しておきましょう。
投資信託や株式を持っている場合は、現在の評価額を記入します。

一覧表を作ることで、自分の資産がいくらあって、どのような状況かを把握することができます。

次に、漠然とお金を増やしたいと思っても、なかなか増えるものではありません。
いつまでにいくら増やしたいのか、目標を設定することがとても大切なのです。

結婚資金を貯める、将来の子供のための資金を貯める、老後の資金を貯めるなど、具体的な目標を決めておきましょう。

目標を決めたら、その目標を達成するために、どの資産に投資していくべきかを考えます。

その時、資産によってリスクやリターンが異なることも念頭に置いたうえで検討してください。

投資信託や株式投資など、いろいろな選択肢がありますが、価格変動リスクや流動性リスクなどがあり、リターンもそれに応じて変化しますからね。

2

複利での運用が一番効果的

資産運用は、お金を効率よく増やす方法の1つです。
毎月の生活で余裕資金があるなら、資産運用に回してみると良いと思います。

銀行預金も資産運用の1つですが、現在の預金金利はとても低く、ただ預けるだけではお金を増やすのに時間がかかります。

資産を適切に運用することで、お金が増えるスピードも早くなり、目標額に到達しやすくなります。

お金を増やすには、「複利」で運用するのが一番効果的です。

複利とは、元本に利息が付くことを指し、投資から得た利益や利息を元本に組み入れ、増えた元本に利息が付くという考え方です。

その一方で、「単利」は投資元本にのみ利息がつく考え方です。

単利では投資元本が増えることはありませんが、複利の場合、利息が元本に組み入れられることで、尻上がりにお金が増えていきます。
 
年を経るにつれ、複利と単利の差は大きくなるため、複利を意識して資産運用を行うと、お金が増えやすくなります。

若い人たちは「まとまったお金がないから、資産運用なんてできない」と思うかもしれません。

それは誤解で、まとまった金額がなくても、運用はスタートできるのです。
例えば投資信託の積立投資であれば、ネット証券会社で毎月100円から投資が可能です。

株式でも、単元未満株であれば1株単位から取引可能で、中には1000円以下で買える銘柄もあります。

ただ、投資金額が少ないと、目標額に到達するまで時間がかかります。

現実的には、毎月2万円程度から始めると、将来に役立つ資産を残せる可能性が高くなります。

家計を見直して、余裕資金を作り出し、余裕資金の範囲内で資産運用を行っていきましょう。

3

資産運用において大切な3つのポイント

資産運用を始めるにあたって、大切なポイントを教えたいと思います。
次の3点を念頭に置いて、始めてくださいね。

①長期・積立・分散
投資信託や株式などの金融商品は、短期間だと一時的に資産価値が大きく変動することがあります。

しかし、過去のデータを見る限りでは、長期保有をすることで、年平均リターンのブレが短期間よりも安定しているのです。

また、1つの資産に投資せず、異なる資産にも分けて分散投資をすると、リスクも分散され、極端な価格変動を避けることができます。
さらに、積立投資をすることで、時間の分散も可能になるのです。
一度にお金を投じるより、毎月コツコツと積み立てることで、購入価格を低く抑えることもできます。

②リスクとリターン
リスクとは、リターンの振れ幅の大きさを表します。
リターンは、運用によって得られる収益や損失のこと。

ハイリスクといわれる金融商品は、振れ幅が大きい分、高い収益を期待できますが、大きく値下がりする可能性もあります。

逆にローリスクの場合は、振れ幅が小さい分、大きく値下がりする可能性が低く、期待できる収益も小さくなります。

このリスクとリターンがどのくらいかを考えて、投資先を決める必要があります。
初心者の皆さんは、もちろんローリスクの投資から始めるべきでしょう。

③金融商品の仕組みを理解する
金融商品は日々、値動きするものです。
景気だけでなく、社会や政治など、さまざまな要因で変動します。

ですから、一時的な価格変動に一喜一憂する必要はありません。

長期・積立・分散で投資していれば、年を経るにつれて、安定的に収益が増えていきますので、最初はマイナスになったりして不安に感じるかもしれませんが、あまり気にせずにコツコツと運用を続けてください。

まとめ

長期・積立・分散を意識して!

初心者向けに、お金を効率よく増やす方法を紹介しました。

あなたの現在の資産を把握したうえで、目標を設定することから始めてください。

目標に合った投資商品を選んで、長期・積立・分散を意識して、運用していきましょう。

1~2年ではなく、10~20年という長期にわたって、コツコツと運用することで、尻上がりにお金が増えていくはずです。

ぜひ今から始めてみてください♪

この記事を読んでる人はこちらの記事も読んでます