モノづくりってたのしい♡初心者さんでも失敗しないDIYのやり方をご紹介♪

小・中学生の頃は、図工や美術でモノづくりをする機会も多かったとは思いますが、大人になってからはモノづくりをしていないという方も多いのではないでしょうか?ですが近ごろ、コロナ禍を追い風にDIYブームが拡大しているんですよ!家具や小物などを自分で作るDIYは老若男女問わず、とっても人気♪SNSやYouTubeなどで見かける機会も多いことから、やってみたいと思っている方も多いと思うのです。ただ、興味はあっても何から始めればいいのかわからなくて、なかなか手を出せないんですよね。そこで今回は、初心者さん向けに分かりやすくDIYのやり方や必要な材料などをご紹介したいと思います♡

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そもそも「DIY」ってどんな意味?

DIYとは、「Do It Yourself」を略したもので、「自分でやってみよう」という意味になります。「お部屋のここにこういうものがあれば便利♪」「こういうイメージのお部屋にしたい!」などのちょっとしたアイデアをもとに、既製品を購入するのではなく、自分の手で家具などを制作・修理・装飾することを指します。

♥DIYのメリット
既製品にはないオリジナルな作品が作れることと、既製品よりも安くできること。自分が思い描いたとおりの作品を作れて、その楽しさが味わえるのもDIYの醍醐味といえます。DIYはプロでなく素人がものを作ることで、プロ・素人問わず、手作りされたものを指すハンドメイドとは異なります。

また、木工作業がメインの日曜大工と違って、DIYは雑貨・メイク用品・ファッション用品など、より広い範囲の手作業を指します。DIYは元々はロンドンの戦後復興のスローガンとして誕生した言葉ですが、現在は趣味として何かを手作りするという意味になっています。

♥DIYを成功させるポイント
DIYでは、まずどんなものを作りたいかイメージすることから始めるとスムーズです。収納スペースが欲しい、これをディスプレイしたいなど、お部屋をもっとおしゃれで快適にするために必要な物をいろいろと思い描きます。初心者さんなら、小物や100均の商品を組み合わせて作れるものなど、比較的簡単なものから作るのがおすすめ◎失敗を防ぐためにも、気軽に挑戦できるものから始めてみましょう!

作るものをイメージできたら、次は材料集めです。必要なのは、メジャーやカッター、ドライバーなどの工具と作るものの素材です。最初は工具ものこぎりなど、大掛かりなものは必要ないことの方が多いでしょう。必要になればその都度買い足せばOKなので、最初から工具をすべてそろえる必要はありません。素材もホームセンターや100均のアイテムや、家にあるけれども使わないものなどを活用できます。

実際にDIYの作業を始める前に、傷や汚れをつけたくない部分には養生シートを貼り、保護します。汚れが付かず、後片付けも楽になるのでおすすめです。

DIYの概要や大体のやり方が分かったところで、具体的な流れや材料などについて詳しく解説していきましょう!

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DIYのスムーズな進めかた

ここでは、DIYの流れについて説明していきます。家具を作る場合を想定し、設計図作成から完成までをご紹介します!

Step1♡設計図を書く
何を作るかが決まったら、まずは設計図を書きましょう!Googleで検索すると、作り方などが詳しく書かれているので参考にするのがおすすめ◎

家具の設置場所を決め、その場所を正確に採寸し、作品の完成時のサイズを設計図に書き込みます。収納棚など中に何か入れるものを作る時は、収納したいものがしっかり入るかなど、用途を確認してから設計図を書きましょう!

Step2♡材料を調達する
木材・金具など必要な材料を書き出します。木材は、その寸法や・必要な数・材質もメモしておきましょう。材料は失敗した時のために余分に準備することをおすすめします。

Step3♡材料をカットする
設計図に記載された長さにカットします。多くのホームセンターには、電動のこぎりの貸出や・木材のカットなどのサービスがありますので利用するとよいでしょう。

Step4♡ヤスリをかける
木材のカット面にサンドペーパーを使って、ヤスリをかけます。木材のカット面は、ザラザラしていて、とげが出ていることもあり、とても危険です。綺麗にヤスリがかけられていると、塗装・組み立ての作業がスムーズになります。

Step5♡塗装して、組み立てる
塗装と組み立てを行います。初めてのDIYなら、まず塗装してから組み立てることをおすすめします。自分の好きな色を塗れるのがDIYの良いところです。

ニスやワックスもかけるとつやが出て美しい仕上がりになります。金具やキャスターは組み立てる前に取り付けておくと作業しやすいです。

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初心者さんにおすすめの工具と材料

<初心者さんにおすすめの工具>
ノコギリ&ソーガイド(電動丸ノコ、手ノコ)
スピードと正確さを優先させるならば「電動丸ノコ」を使いましょう。ホームセンターにて5000円前後で購入できます。ベースがアルミで出来ているものが、軽くて使いやすいです。

電動ではなく手動の「手ノコ」を使う場合は、替刃式のものが便利です。補助道具であるソーガイドを使うと、ノコギリの軌道を固定してくれるので、綺麗にカットできます。

クランプ
クランプは木材を固定する道具です。木材を切る際と、接着する際の両方に使える工具です。クランプには数種のサイズがあるので、使用目的にあったものを使いましょう。

ヤスリ
木材の表面や切断面を整えるために欠かせないのがヤスリです。ヤスリ掛けをすることで、塗料の乗り方や見栄えがよくなります。ヤスリの粗さの度合いが数字で表されていて、数字が小さいほど目が粗くなっています。研磨する際は、荒いヤスリから細かいヤスリの順に使っていきます。

ドライバードリル(電動ドライバー)
電動でネジを締められる電動ドライバーです。硬い木材にネジを差し込みたいときに役立ちます。先端の工具を取り替えることで穴をあけるドリルとして使うこともできます。


<初心者さんにおすすめの材料>
木材
加工しやすい木材として、杉材・ヒノキ材・SPF材があげられます。

杉材
杉材は木目が荒いですが、とても柔らかく、加工しやすいので初心者向けです。

ヒノキ材
ヒノキ材は木目がきれいなので、シンプルさを好む人にはおすすめです。ヒノキは強度が高く、水にも強いという特徴があり、大型の家具を作りたい場合に適しています。

SPF材
SPF材はSpruce(えぞ松)とPine(松)Fir(もみ)の3つの木のタイプを総称したものです。材質が柔らかく、軽量で扱いやすい上に値段も安価なので、初心者にはおすすめです。

塗料
塗料には「水性塗料」と「油性塗料」の2つの種類があります。

・水性塗料
水性塗料は溶剤が水である塗料で、臭いが少ないというメリットがあります。室内を塗装する場合には臭いが少なく安全性も高いのでおすすめです。密着性がよくないのがデメリットとなります。

・油性塗料
油性塗料は溶剤がシンナーで、耐久性が高い点がメリットです。屋外の塗装をする場合には、おすすめです。臭いが少々きつい点がデメリットとなるため、キッチンやダイニングなどではおすすめできません。

まとめ

「こんなのが欲しい!」と思ったら、DIYのチャンス♪

今回はDIYについて、初心者さん向けに説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?DIY初心者さんは、小物など簡単なものから始めてみてください。工具も必要なものだけで良いので、ホームセンターや100均などで素材を集めてみましょう。また、作業場所を汚さないためにも、しっかりと養生してからチャレンジしてみてくださいね!慣れるまでは、上手くいかないことも多いかもしれませんが、コツを掴んでしまえば、どんどん自分の思い通りのものが作れるようになりますよ♪一人では不安という方は、お近くで開催されているワークショップに参加してみるのもおすすめです◎

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